フィッシュ・オン (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 258
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101128047

感想・レビュー・書評

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  • 釣りの趣味なんてないし、ましてや魚はあまり好きじゃない。
    なのに、とても楽しく読めてしまった。
    一緒に旅してる気分になれる本。
    緑いっぱいの森に流れる川、静謐でひんやりした空気を感じられるシーンがいくつかあって、癒しがあった。
    開高健って、親しみやすいけれど、スマートな魅力があって、とても好きだ。

  • 2019年度第9回新歓ビブリオバトル
    チャンプ本

  • 古本屋で発見された、美品。元の持ち主はこの本を開いたことがないどころか、本棚に差したまま一度も手にしなかったと思われる。平成7年の36刷は20年以上経ているわけだが、読まれた形跡がないというのも、やり切れないね。
    開高健、丸谷才一、山口瞳、思いつくまま福永武彦、遠藤周作、辻邦生、石川淳、安岡章太郎、阿川弘之、野坂昭如、皆なかなか地方の古本屋では見かけなくなって久しい。
    永井龍男なんか見たことない。関係ないけど、倉橋由美子も手に入らない。
    吉行淳之介だけ、文庫で一応揃えて捨てずにいてよかった。まさかこんなに入手しづらくなるとは、思わなかった。

  • 釣りは、小学校の卒業旅行で友達のルアーに「釣られて」以降全くやっていないのですが、またどこかでやる機会を探してみようかと思わせてくれた本です。

    「輝ける闇」の息もつかせぬ濃厚な描写とはまた違って、少し肩の力を抜いた、飲んでばかりの開高健による「世界を釣る」的な紀行文。
    アラスカからアフリカ、アジア、そして日本と各所で異常なまでの?コネとコミュ力を使って素敵な釣りを楽しむ。色々な所にふと招待してもらえるコミュ力、きっと開高健と飲んだら最高に楽しいんだろうなぁ。という開高健のプラスの面を魅せてくれる本です。
    (筆致が軽いとこうなのですが、「最後の晩餐」は逆だったなぁ。。)
    世界各所の自然を描写していくその筆致もまた素晴らしく、秋元カメラマンとのタッグもまた絶妙な息の通じ合いぶりで、読んでいて心地よく感じます。

    装丁も写真対応の光沢紙を全編に奢っていて、秋元さんの写真が引き立っていて現場の空気が伝わってくるようです。
    本著の影響を受けて、久々にウイスキーが飲みたくなって、戸棚の奥底から変な形の瓶を取り出して飲んでしまって、久々の度数の高さに明日の宿酔いを心配してしまう次第です。。

  • 高校時代の愛読書、以来擦り切れるほど読んで もう 5冊
    必ず本棚に入っている!

  • (1991.02.11読了)(1990.01.13購入)

    ☆開高健さんの本(既読)
    「夏の闇」開高健著、新潮文庫、1983.05.25
    「もっと広く!(上)」開高健著、文春文庫、1983.12.25
    「もっと広く!(下)」開高健著、文春文庫、1983.12.25
    「破れた繭」開高健著、新潮文庫、1989.12.20
    「夜と陽炎」開高健著、新潮文庫、1989.12.20
    「知的な痴的な教養講座」開高健著、集英社、1990.03.10
    「シブイ」開高健著、TBSブリタニカ、1990.05.08
    「ベトナム戦記」開高健著、朝日文庫、1990.10.20

  • 残りの人生で、あと何回読み返すことやら。

  • 浪漫だー

  • 「腕はプロ、心はアマチュア」泉の如く湧き出る豊潤な言葉にどっぷりと浸かる幸せ。

  • 開高健の釣り旅行記、とでも言えば良いだろうか。釣りをやるわけではない、と言うよりは、生まれてからほとんどやったことがなく、またあまり興味もないのだけれども、それでも、すごく面白い本だった。繊細と包容と洗練と泥臭さと憂鬱と快活、その他の要素がごちゃごちゃになっている。開高健が絶妙な独特の語り口で釣りを旅行を語る。

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著者プロフィール

開高 健(かいこう たけし、かいこう けん)
1930年12月30日 - 1989年12月9日
大阪府、天王寺区生まれの小説家。大阪市立大学法文学部法学科在学中、同人誌活動を始める。洋書輸入商、壽屋(現・サントリー)宣伝部を経て、作家活動を開始。
1958年、『裸の王様』で芥川賞、1968年『輝ける闇』で毎日出版文化賞、1979年『玉、砕ける』で川端康成文学賞、1981年菊池寛賞、1987年『耳の物語』で日本文学大賞をそれぞれ受賞。ほか、主な著書に『日本三文オペラ』『夏の闇』『私の釣魚大全』『人とこの世界』などがある。

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