街に顔があった頃 浅草・銀座・新宿 (新潮文庫 か-5-20)

  • 新潮社 (1988年1月1日発売)
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本 ・本 (166ページ) / ISBN・EAN: 9784101128207

感想・レビュー・書評

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  • 含蓄のある男文化読本(笑)。

  • 「美酒について」と同時に購入。なんとまあすばらしいタイトルなんでしょう。「美酒について」と比べると内容のボリュームが足りないけど、こっちはこっちで味のある写真が口絵にあったり、オトナのオモチャを与えられてきゃっきゃといじり倒すお二人がかわいらしい。
    それにしても本当にこの時代の街(銀座、新橋、新宿、六本木など)の文化を語る二人もいいけれど(ってかたいがい全部飲み屋か風俗店についてしか語ってないけどww)、それを文に起こす編集の手腕がすばらしい。これが昔は当たり前だったのだろうか? ただテレコから起こすだけの簡単なお仕事、ではないのだ、編集とは。って思ってたら、テレコでもなく、速記の人ってのがいた。やられたー。すげえ。

  • 秀逸。猥談なんですけどね。

  • 100511(a 100705)

  • 2006/10/31購入

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著者プロフィール

大正十三年(一九二四)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和十九年(一九四四)九月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。二十年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。 二十九年に「驟雨」で第三十一回芥川賞を受賞。四十五年には『暗室』で第六回谷崎潤一郎賞を受賞する。主な作品に『娼婦の部屋』『砂の上の植物群』『星と月は天の穴』『夕暮まで』など。平成六年(一九九四)死去。

「2022年 『ネコ・ロマンチスム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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