本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101131375
感想・レビュー・書評
-
4冊目では、戦時と戦後の、日本の裏側ブラジルの日系移民たちの様子が描かれている。授業でも習わなかった日本の裏側の歴史。4冊の中で最も読むべき、大切なことを知れた。
まず、第二次世界大戦の真っ只中。1942年からの日系移民の強制収容には心が痛む。
戦争が終わっても、日本の敗戦を受け入れる負け組と、負けを認めない負け組の殺し合いが起きるなんて何とも悲惨。閉鎖されたブラジルで偽情報が出回ったこと、過度な愛国心で狂う人々、勝ち組を狙った帰国詐欺など当時の混乱が伺える。
現在使われる勝ち組と負け組の本当の意味を知った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
彦根などを舞台とした作品です。
全2件中 1 - 2件を表示