マンボウの素人乗馬読本 (新潮文庫)

  • 新潮社
4.00
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784101131405

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 技術的に優れていないとマンボウ殿は言われるが、長年の乗馬体験は一言一言、思い当たる節がたくさんある。スポーツのようで何か違う。そして動物としての接し方で違う世界が生まれる。ある時は畜生で、ある時はペット、そしてある時は夢を兼ねる同士。それを感じさせるのは馬。今でも、つらい時、痛い時を我慢するとき、乗馬中、特に踏歩変換の瞬間を思い出し、乗り切ってきた。マンボウ先生ありがとう。そしてご冥福をお祈りします。

  • 乗馬って実はもっと手軽なものなんじゃないか、と思えます。
    乗馬クラブに入会する前に読んでしまうと、高い入会金を払うのが悔しくなりそうですが。
    肩にチカラが入っちゃってる乗馬初心者が読むと、チカラを抜くのに役立ちそうです。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

北杜夫
一九二七(昭和二)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。五二年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。六〇年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。その他の著書に『幽霊』『楡家の人びと』『輝ける碧き空の下で』『さびしい王様』『青年茂吉』など多数。『北杜夫全集』全一五巻がある。二〇一一(平成二三)年没。

「2023年 『どくとるマンボウ航海記 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北杜夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×