大日本帝国スーパーマン (新潮文庫)

  • 新潮社 (1991年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784101131412

みんなの感想まとめ

ドタバタコメディーの短編が楽しめる作品で、北杜夫ならではのユーモアが際立っています。敗戦間近の東京を舞台に、クリプトン星から来たスーパーマンや、銭形平次とシャーロック・ホームズの奇妙な遭遇など、パロデ...

感想・レビュー・書評

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  • 北杜夫のドタバタ短編3篇。なんか前にも読んだ気がするが、2008年以降の記録には入っていなかったので。

    敗戦間近の東京で、空襲の中で威勢のいい老人見つけ、ついていったところ、空を飛んで去っていった。老人に問いただすと、クリプトン星から来たスーパーマンに間違いないが、半分以上は日本人になっているという。そこで、老人に日本軍に力を貸してほしいと依頼する…。

    スーパーマン(日本vsアメリカ)、シャーロック・ホームズvs銭形平次、パラレルワールドに入り込んだコロンブスという、「もしも」をパロディーとして形にしたタイプのドタバタコメディーで、辻褄などは後回しにして勢いで書かれたタイプの北杜夫である。

    こちらとて、パロディーやSFに対して耐性があり、くだらないのはどんと来いの立場なので、ちゃんと読んでしまうわけだけど、躁状態の北杜夫は、時々行き過ぎがひどく、「スーパーマン」の最後は必要だったのだろうか、などと考えてしまう。あと2作は適度なコンパクトさである。

    何も考えずに読める作品で、電子書籍の練習に良いと思うのだが、北杜夫のドタバタバカ小説って電子化されていないんだよなあ。

  • これも、かすかに読んだ記憶が。

  • ロンドンに渡った銭形平次がシャーロックホームズと会う短編が目当てで購入。

    近年、「日本版 シャーロック・ホームズの災難」論創社 / 2007年
    というアンソロジーに収録された。

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著者プロフィール

北 杜夫(きた・もりお):1927(昭和2)年東京青山生れ。旧制松本高等学校を経て東北大学医学部を卒業。神経科専攻。60年『どくとるマンボウ航海記』がベストセラーとなり、また同年『夜と霧の隅で』で芥川賞を受賞。『楡家の人びと』(毎日出版文化賞)、『輝ける碧き空の下で』(日本文学大賞)、「茂吉四部作」で大佛次郎賞受賞。純文学からユーモア小説、「どくとるマンボウ」シリーズなどのユーモアエッセイ等で幅広い読者を得る。2011(平成23)年逝去。

「2026年 『父っちゃんは大変人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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