夢一夜・火星人記録 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1992年7月1日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784101131443

感想・レビュー・書評

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  • まぁ可もなく不可もなくといったところでしょうか。こう集中的に読むとやっぱ食傷気味ではあります。『夢一夜』なんかは結構良いと思いますが、それでもまた読みたいかと言われると、うーん、と考えるかな。

  • 表題2作をはじめ12作の短編、ショートショートによって構成されたユーモア作品集です。どの作品も読みながらついクスっと噴出してしまう場面があり、気負わないで笑えるのっていいな~と思います。表題作である「夢一夜」と「火星人記録」は、それぞれホラーとエロという、北杜夫さんらしからぬ要素を醸し出した異色のショートショートです。

    北杜夫さんは最高にユーモア溢れる優れた作家だと思うのですが、残念なのは「どくとるマンボウシリーズ」を中心としたエッセーに比べて小説が少ないこと。ちょっと楽したのかな・・・。まぁ、余り力まないのが、北杜夫さんらしくていいのですが、もうちょっと物語を読んでみたかったな~

  • 大学の図書館で借りてきた。

    北杜夫ってエッセイしかよんだことないや。

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著者プロフィール

北杜夫
一九二七(昭和二)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。五二年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。六〇年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。その他の著書に『幽霊』『楡家の人びと』『輝ける碧き空の下で』『さびしい王様』『青年茂吉』など多数。『北杜夫全集』全一五巻がある。二〇一一(平成二三)年没。

「2023年 『どくとるマンボウ航海記 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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