怪盗ジバコの復活 (新潮文庫 き 4-45)

著者 :
  • 新潮社
3.23
  • (4)
  • (4)
  • (18)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 94
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101131450

作品紹介・あらすじ

あの心優しい大怪盗ジバコが帰ってきた。謎多き男、年齢不詳、国籍不明etc.その正体を誰も知らない。南海のヤシの実10個から大国の金の延べ棒、宝石の数々を難なく頂戴する。だがジバコの変装をいとも簡単に見破るひとがいる。その名はジバコの愛しい恋人ルネ嬢。今や巨大組織を解散したジバコが彼女のために世界の名探偵=コロンボ、ポアロ、ホームズらを相手に奇抜な挑戦をする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 名探偵たちとの闘い(?)
    前編を読んでる方もそうでない方も楽しめる。
    個人的に好きなのが貴腐ワインの話。

  • 謎多き男、年齢不詳、国籍不明の怪盗ジバコが活躍する短編集です。
    ジバコは南海のヤシの実10個から大国の金の延べ棒、宝石の数々等を難なく盗みます。
    今や巨大組織を解散したジバコがジバコの変装をいとも簡単に見破る唯一の人間である恋人のルネ嬢の為に世界の名探偵、コロンボ、ポアロ、ホームズ等を相手に奇抜な挑戦をします。
    ホームズが好きなのでこの本を読んでみたのですが、全ての話を楽しむ事が出来ました。
    面白かったです。

  • タイムスリップしてホームズと対決する話が1番おもしろかった

  • いわゆる続編物。
    前作とは違い今回は世界の名だたる探偵たちとの戦いを描く。
    面白くてユーモアに富んでいる。

  • 一匹狼に戻ってジバコ再登場。
    コロンボ、ポアロ、ホームズ、ルパンも登場。
    この本を幼児向けだなどといってはならない。
    北先生は偉大だ。

  • 北杜夫作品の中で(そんなたくさんは読んでないけど)、一番好き!!ジバコ作品の短編集だから好きなところから読めるし。これからの人生のいつ読んでも面白いだろうと思う。
    ジバコが若い女性に恋してしまうのだけど、とてもキュートです。

  • 怪盗ジバコに続編があったとは!
    嬉しすぎて涙出そうでした。
    ジゴロっぷりがでまくっててカッコイイ!

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

北杜夫
一九二七(昭和二)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。五二年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。六〇年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。その他の著書に『幽霊』『楡家の人びと』『輝ける碧き空の下で』『さびしい王様』『青年茂吉』など多数。『北杜夫全集』全一五巻がある。二〇一一(平成二三)年没。

「2023年 『どくとるマンボウ航海記 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北杜夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×