マンボウ恐妻記 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101131559

感想・レビュー・書評

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  • 2018.4.14 読了

    216ページ

  • 【本の内容】
    文学を志し、家庭は顧みず、結構モテて、わがまま放題。

    そんな夫にも優しく尽くす、十歳年下の若い妻。

    ハンブルクで出会って結ばれた二人の新婚生活は、圧倒的な亭主関白モードで始まる。

    しかし躁病をきっかけにエスカレートした夫の蛮行には妻もブチ切れ、ついに大逆襲に-。

    淑やかだった妻を鍛えた、壮絶なる四十年の結婚生活を回顧する、愛情エッセイ。

    [ 目次 ]
    第1章 夫婦の始まり
    第2章 夫婦の逆転
    第3章 夫婦の戦い
    第4章 夫婦の折り合い
    第5章 夫婦の晩年

    [ POP ]
    躁鬱病の夫は、ベストセラーは出すわ、株で借金はこしらえるわ、妻にすぐ「出ていけ」と言うわ。

    結婚によってこれほど人生が変わってしまった例はちょっとないかも。

    それでも北氏を支えられたのは喜美子夫人しかいないだろうと思わせる。

    一風変わった夫婦愛に抱腹しつつ感動。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 愛妻紀改め恐妻紀ととなるところが楽しい。氏が破天荒な人生を生きたか、その一端を知ることができる。躁鬱病の躁状態がいかに大変か本書で知ることができた。この本を執筆していた時も鬱状態だっんだろうな。氏独特のユーモアが少ないですね。

  • 奥様への仕返しのような体裁の本書だけれども、
    読み進めるとラブレターを読んでいるかのような錯覚が。。

  • 【Impression】
    「マンボウ愛妻記から変更されました」がマジなのか皮肉っぽくしてるだけなのか分からんけど、こういうのおもろい。

    この人が躁鬱とは知らんかったけど、まぁ航海記よりは薄い内容ではあるけど、皮肉感が好き

    やっぱりこういう夫婦関係の方が上手くいくような気がするなー、まぁ身勝手な注文ではあるけど
    【Synopsis】 
    ●北杜生、ドイツで出会った妻に関してのエッセイ。妻が進化していく様子が描かれている
    ●躁鬱病を境に夫婦関係が変化していく。しかし夫婦関係は破綻せず、修正に修正を重ね執筆時の状態に落ち着いていく。
    ●著者晩年の様子が描かれている。皮肉満載で。

  • この文庫、平成13年に刊行された『マンボウ愛妻記』を改題したものだそうです。
    2013年3月に放送されたNHKのBSプレミアムドラマ「どくとるマンボウ ユーモア闘病記~作家・北杜夫とその家族~」、家族で笑いながらみてましたが、そのドラマを思い出しながら楽しく読めました。実際は、もっと、大変なのでしょうが、そこは、北杜夫さん、ですね。

  •  いつも、阿川弘之さんのエッセイに登場するので、初めて読みました。宮脇俊三さんと家が隣同士なんて、うらやましいです。
     今度は小説も読んでみたい。

  • どくとるマンボウ航海記が楽しかったから読んでみたけど。
    著者のことはよく分かったけど、読み物として楽しいものじゃないなあ。

  • 北先生が双極性躁鬱病だとは母親から聞かされていましたが、それでも結婚できるんだなぁとこれを読んで思いました。しかし北先生の奥様は強い!

  • 奥様との馴れ初めからのストーリーをご自身の作家人生、躁鬱人生と重ね合わせながら書いている。自分をネタにできる関西的な人だなぁ・・・それにしても躁状態時の株騒動の顛末は壮絶!でも長女由香さんのあとがきにちょっとジーンと来た。

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