見知らぬ国へ (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2015年10月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784101131641

作品紹介・あらすじ

偉大な父・斎藤茂吉の歌。憧れ続けた文豪トーマス・マン。遠藤周作、辻邦生、埴谷雄高、手塚治虫、谷内六郎……もう会えぬ友への切ない想い。まだ見ぬ国を夢見た青春の日々。『楡家の人びと』『夜と霧の隅で』『船乗りクプクプの冒険』『どくとるマンボウ航海記』など数々の名作の自作解説。八十四年の人生で出会った喜びと輝きを描く、永遠の文学青年・北杜夫の名エッセイ四十五編。

みんなの感想まとめ

多様な文学との出会いや、思い出の友への切ない想いが描かれた作品は、北杜夫の独特な感受性と純粋さが感じられます。彼のエッセイは、日常の中に潜む美しさや喜びを観察する鋭い眼差しを持ち、深い感情が綴られてい...

感想・レビュー・書評

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  • 北杜夫が亡くなって何年になるのか。
    本を買い始めて、すぐに手に入れた文学者の本は、「どくとるマンボウ昆虫記」と遠藤周作の、「ぐうたら生活入門」という本で、当時どくとるマンボウ、狐狸庵先生は僕の唯一知っている現代作家だった。
    二十代の半ばには、もう北杜夫は読まなくなってしまったが、最近またポツポツと読んでいる。
    遠藤周作もそうだが、既に絶版になっている文庫の中に面白い作品が沢山あるのにと、今更思う。

  • 北杜夫への期待値が高かったせいか、まぁ普通のものかなぁ。
    もしかすると長旅でなければかなり物足りないものかもしれませぬ。

  • 冷静な純粋さを持ち,それが時に稚気となって日常に顔を出すが,それを許容する人柄は幼児期の家庭環境で構築されたのかも知れない.その純粋さが感受性を研ぎ澄まし,日常を観察する眼が鋭い.それら全てが,この愛すべき人柄を形成しているのだろう.

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著者プロフィール

北 杜夫(きた・もりお):1927(昭和2)年東京青山生れ。旧制松本高等学校を経て東北大学医学部を卒業。神経科専攻。60年『どくとるマンボウ航海記』がベストセラーとなり、また同年『夜と霧の隅で』で芥川賞を受賞。『楡家の人びと』(毎日出版文化賞)、『輝ける碧き空の下で』(日本文学大賞)、「茂吉四部作」で大佛次郎賞受賞。純文学からユーモア小説、「どくとるマンボウ」シリーズなどのユーモアエッセイ等で幅広い読者を得る。2011(平成23)年逝去。

「2026年 『父っちゃんは大変人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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