- 新潮社 (2006年6月27日発売)
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感想 : 61件
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784101132228
みんなの感想まとめ
人間関係の複雑さと道徳的葛藤を描いた物語が展開され、主人公の浅井は、結婚生活の中で浮気を重ねることで自らの人生を危うくします。彼は銀座のホステスとの関係に溺れ、妊娠を経て、妻との間に新たな命が宿るとい...
感想・レビュー・書評
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上下読了後に書いてます。
くどいほどの前振りやったという訳ですかい。。。 -
今年は有吉佐和子(1931-1984)さんの生誕90年であります。若くしての病死でしたが、「笑っていいとも」での奇行から僅か二か月後の訃報に、当時は死因が色色取沙汰されたものです。
ここで登場する『不信のとき』は、1967(昭和42)年に日本経済新聞にて連載されたもの。主人公の浅井義雄くんは、大手商社の宣伝部に勤めるサラリーマン。結婚して15年が経つが、妻の道子との間には子供はゐません。過去に二度、浮気をして大騒ぎになつた事はありますが、近年は落ち着いてをり、女と遊ぶにも慎重に慎重を重ねてゐるため、発覚はしてゐません。
ところが、ある時知り合つた銀座のホステス・マチ子に惚れてしまひ、関係を持ちます。彼女は浅井くんの子供が欲しいと云ひ出し、身籠ります。浅井には迷惑をかけない約束で出産するのですが、何とその直後に、妻の道子が妊娠したとの連絡が......
云つてみれば、順調に出世コースを歩んでゐた男が、女で失敗して転落の詩集を綴る物語であります。簡単に言へば自業自得なのですが、作中での、ほとんどの男は結婚したことを後悔してゐる、との指摘には困りますな。かかる事を言はれて、既婚男性はどのやうに反応して良いのか、途方に暮れるではありませんか。
ただ、読み進むうちに、男としては浅井くんに感情移入して、いつ妻にバレるかヒヤヒヤするのであります。そして遂にその時はやつて来た! 道子とマチ子の対決! 月並みですが、女性の怖さをまざまざと見せつける会話です。本当に男つてのは、陰でどんなことを言はれてゐるか分つたもんぢやない。
世の女性たちから、男社会に対する復讐とも云へる小説でせう。ところで、道子が生んだ子供は、本当に人工授精なのか、弟が勝手に代理に同意書にサインできるのか、疑問が色色疑問で終つてしまひました。まあ探偵小説ではないから、それは本質ぢやないのでせうが、気になるところでした。
尚、この小説は大映で映画化されてゐます。田宮二郎がポスタアの序列を巡つて異議を唱へ、結果的に映画界を去るきつかけとなつた作品でした。でも、どうみても田宮が主演だよねえ。全く永田つて奴は...... -
感想は下巻で
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おもしろい
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不倫はまだバレません。
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下巻にまとめて
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私は苦手でした。女の腹黒さ、意地、みたいなものは読んでいて気持ちのいいものではないので。
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最近再放送しているドラマの原作になった同名だなと、図書館にて見つけてふと借りてしまう。いやはや、昔の話みたいですが、ほんとこれを現在にもつうじているな~と驚きでした。
しっかし、「あなたには迷惑かけないから子供がうみたいの」って言葉怖いですね~。 -
この本は社会人になったころに先輩からいただいたものだけど
恋愛まっただ中の私は読もうとしていなかった
30になり、久しぶりにこの本を開いてみて
今この本を読んで良かったと思った。
最近じゃ「昼顔」とか主婦の不倫をネタにしたドラマもやってるけど
昔に書かれたものなのに、今にも通じるな~と作品の力に感動した。
しかし、先輩はなんで20そこそこの私にこの本くれたのでしょう(笑) -
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「男の浮気に対する女の非常な復讐を描いた問題作」
女ってこえぇ~、と思わず言ってしまう
状況も年齢も異なる2人の浮気男と、それにかかわる4人の女性が描かれている
「女は怖い」と思いつつ
子ども生んだ強さと、腹を据えたときの怖いほどの潔さは、どの女性もみな持っているものではないだろうか -
男の浮気に対する女の非情な復讐劇ということで、ドロドロ感を期待してたけど、上巻ではまだ復讐は始まらない。ただ、何となくこれから何か起きますよ感(伏線?布石?)の描写は満載なので、下巻が早く読みたい。
いまんところは、★3つ。 -
読んでて思ったのは、推理小説じゃないけど
なんとなく松本清張の『わるいやつら』に似てるなぁ~って思ったのよ。
文章のなんとなく男性的な感じがするわ~。
愛人に「認知しなくていいから、あなたの子を産みたい」って言われる男と
「お前の子供がほしい」っていう男の話。
結局は、女の強さで地獄に落とされるのよ。
ほんと、女の執念っていうか、怨念っていうか、
恐ろしいわよね~。 -
面白かったー!昔の話だから女の人に感情移入はできないかと思ったんだけど、浮気されても泣きすがるわけではなく、「私は一人でも生きられるがお前はどうなのか」と夫に問いただす女性二人がかっこいい。44年前の話だけど、いまでも十分に通じる話。有吉作品は二作品めだけど、完全にハマりました!次は「非色」を読む予定♪
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有吉佐和子作品、面白い
単なる浮気や恋愛でなく、男女、人間の裏側、潜在意識などが
微妙に描かれていると思います
亡くなられているのが残念、新しい作品に出会いたかった -
これって、映画化かドラマ化された?ストーリーに覚えがあるわけじゃないけど、なんとなく・・映像化されてそうなくらい、面白く引き込まれる展開!下巻も楽しみ。
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ドラマがきっかけで、この作品の存在を知りました。
私が生まれるよりも前に日経新聞に連載されてた小説なんですね。
そして何度も映画化・ドラマ化されてる作品なんですね。
ドラマ(2006年版)と時代背景がかなり違ってて、そこがまた面白いかも。
中年男性と、正妻・愛人との子供をめぐる愛憎劇。
道子(妻)と路子(愛人)。
道路という文字を見る度に反応してしまう主人公。
しかも「道路」という文字だと「道」のほうが上にある(=妻が上)。
うーん…上手いこと考えた。
ドラマを先に観てたので、どうしても、主人公=石黒 賢、妻=米倉 涼子、愛人=松下 由樹で読み進めてしまいました。
千葉正助の表紙もきれい。
とりあえず上巻読了。下巻に続きます。 -
生まれる前に書かれた話なのに
全く古さを感じさせない。 -
レビューは下巻で。
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上下セットで$2
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著者プロフィール
有吉佐和子の作品
