雀 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2008年2月28日発売)
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感想 : 6
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  • 本 ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101132549

感想・レビュー・書評

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  • 5人の女性たちの誰にも思い入れできなかった。
    現実感の無いお話。
    主人公の雀の生き方は過去に辛いことがあったとしても共感できない。

  • 誰とでも寝て、男にもらうお金で生活する主人公。

    そんな彼女に最初は全く共感できなかったけど、読み進めるうちに好きになりました。
    タイプの違う女4人の友情が素敵。
    一生モノの男はまだ見つけられていないけど、一生モノの友達がいることに改めて感謝。

  • 働くでもなく、なんとなく(体の)相性の良い男のところに転がり込んで、
    しばらく居つく。
    そして自ら出て行く。
    そんな事の繰り返し。

    私はこの主人公を受け入れることが出来るのか、おっかなびっくり読み進めているんですけど。
    意外に・・・


    続きは読破後に^^

  • 2008/08
    雀のことはきらいじゃない。

  • 2008/05/27

  • だれとでも寝てしまう女・雀と、彼女を支える4人の女友達の物語。
    雀に共感するつもりで読んでいたのに、途中から雀の行動を理解できなくなった。彼女が自分の感情にだけ一途だから。どこまでもまっすぐ自分の想いを貫こうとする。それが純愛といえばそうなのかもしれないけど。ちょっと小娘には早いお話なのかもしれません!

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著者プロフィール

1962年北海道生まれ。北海道大学農学部卒。’90年『結婚しないかもしれない症候群』で鮮烈なデビュー後、’91年に処女小説『アクアリウムの鯨』を刊行する。自然、旅、性などの題材をモチーフに数々の長編・短編小説を執筆。紀行、エッセイ、訳書なども手掛ける。2003年『海猫』で第十回島清恋愛文学賞を受賞。

「2021年 『半逆光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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