- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101133386
作品紹介・あらすじ
困難な時代を生き、人生の真実を見つめ続けた著者の白熱の講演「よみがえる力は、どこに」。企業や人間がよみがえるとはどういうことか。魅力ある老年とは。自分だけの時計、軟着陸をしない人生とは。報われなくても負けない人間の姿を語る言葉が熱く響く。他に、亡き妻への愛惜あふれる遺稿、作家吉村昭氏との円熟の対談集を収録。困難に直面しているすべての人へ贈る感動のメッセージ。
感想・レビュー・書評
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2018年11月7日、読み始め。
「素直な戦士たち」を読んでみたくなった。
2018年11月24日、111頁まで読んだ。
以下、コピペ。
困難な時代を生き、人生の真実を見つめ続けた著者の白熱の講演「よみがえる力は、どこに」。企業や人間がよみがえるとはどういうことか。魅力ある老年とは。自分だけの時計、軟着陸をしない人生とは。報われなくても負けない人間の姿を語る言葉が熱く響く。他に、亡き妻への愛惜あふれる遺稿、作家吉村昭氏との円熟の対談集を収録。困難に直面しているすべての人へ贈る感動のメッセージ。
収録作品は、
・よみがえる力は、どこに 9−83
・君のいない一日が、また始まる 85−140
・同い歳の戦友と語る 吉村昭 述 141−220
●2021年10月11日、追記。
ウィキペディアによると、
城山 三郎(しろやま さぶろう、1927年(昭和2年)8月18日 - 2007年(平成19年)3月22日)は、日本の小説家。本名は、杉浦 英一(すぎうら えいいち)。
経済小説の開拓者であり、伝記小説、歴史小説も多く著している。
城山三郎さんは2007年に永眠されているので、この本は、没後に刊行になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
城山三郎は、没後10年を経過したが、彼の著書はいまだに読み継がれ、新たに出版もされている。
本作は、講演を基にした表題作と、亡き妻への遺稿、それに作家吉村昭との対談で構成されている。
軍隊経験から、組織そのものを信じていない城山は、強い人間の力が時代なり社会なりをよみがえらせていくと考えたいと、講演で語る。
教育問題に端を発し、魅力ある人間として、石田禮助や本田宗一郎たちを紹介する。人生は報われないことも多いけど、それでもやり続ける人間が負けない人間だと、田中正造や広田弘毅を挙げる。
第二篇の「そうかもう君はいないのか」補遺は、妻容子を妖精と呼ぶ、城山の愛情あふれるエッセイ。読んでいて、心が温かくなる。
第三篇は、気のおけない同い年の作家吉村昭との対談で、読者もその場に居合わせるかのような楽しさが伝わってくる。
折に触れ、読み返したい本の一冊である。 -
個人的に好きな城山三郎。が、本作は寄せ集め感が強い。刊行されたのは著者の死後5年後であるし、出版社の独りよがりが強い残念な作品。著者名を故人にするのは、、、いただけない。
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久々に読書欲が満たされた!
偉人、奥様、戦争の話。二つ目はそうか、もう君はいないのかの補遺的なもの。
これらは全く違う本でそれぞれ面白い。
著者プロフィール
城山三郎の作品





