四日のあやめ (新潮文庫 や-2-28 新潮文庫)

  • 新潮社 (1978年8月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784101134284

みんなの感想まとめ

江戸時代の人々の生き様を描いた短編集は、ストイックさや人間の真っ直ぐな姿勢を通じて、時代を超えた普遍的なテーマを探求しています。特に、冒頭の「ゆだん大敵」では武士道の美しさが際立ち、主人公たちの葛藤や...

感想・レビュー・書評

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  • 足かけ16年の発表年代順に並べた中編集。ふだん時代小説は読まないが楽しめた

    読みかけで20年くらい放りだしてあったのだが、冒頭の『ゆだん大敵』はよく覚えていた。日頃は昼行灯でいざとなるとすごい剣士だとか、おじさんのファンタジーだけれど

    気に入ったのは『貧窮問答』。主人公にはこれでいいのかと突っ込みたくなるが、それでもなお爽快である。あとは『燕』。よい技巧だと思う

  • 江戸時代の人々の生き様を書いたフィクション。
    この著者の作品は初めて読んだような気がするが面白い。武士であれ庶民であれ、悲哀の中でも真っ直ぐに生きていこうとする姿が印象的。第二次世界大戦の戦火をくぐり抜けた著者が戦後に書いた作品であることを解説で言及されているが、なるほど、その体験が作風に出ているのかもしれない。

  • 昔人の日常や非日常。
    退屈と思えば退屈。だけど、今も昔も人情は変わらず。
    書かれたのが昭和20年代というのも感慨深い。

  • 武家もの中心の構成です。
    印象に残るのは”契りきぬ””四日のあやめ”あたりです。
    そして”燕”。僅かなページに様々な場面を埋め込み、発散した感もありますがそれでも読ませるのは、流石に周五郎円熟期の作品です。
    周五郎、連続5作。まだまだ続けられそうですが、このあたりで終わりにしましょう。

  • 続けて二冊読んだせいか、男目線の女になんとも。

  • 再読

    ・ゆだん大敵
    ・契りきぬ
    ・はたし状
    ・貧窮問答
    ・初夜
    ・四日のあやめ
    ・古今集之五
    ・燕
    ・榎物語

  • 良い短編ばかりだった。
    一気に読める。

  • 09.9.10

  • 貧窮問答、なんか腑に落ちない。2人の行く末が不安になる。
    四日のあやめいい話だった

  • 感想UP済

  • 好きすぎて、なんと書いていいものか2。
    羅列……「契りきぬ」「はたし状」「燕」「榎物語」

  • 免許皆伝で「ゆだん大敵」、親友に寝取られた想い人、大木のふもとで6年待った男との再開

  • "燕"がいい

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著者プロフィール

(やまもと・しゅうごろう)
1903~1967。山梨県生まれ。小学校を卒業後、質店の山本周五郎商店の徒弟となる。文芸に理解のある店主のもとで創作を始め、1926年の「文藝春秋」に掲載された『須磨寺附近』が出世作となる。デビュー直後は、倶楽部雑誌や少年少女雑誌などに探偵小説や伝奇小説を書いていたが、戦後は政治の非情を題材にした『樅ノ木は残った』、庶民の生活を活写した『赤ひげ診療譚』、『青べか物語』など人間の本質に迫る名作を発表している。1943年に『日本婦道記』が直木賞に選ばれるが受賞を辞退。その後も亡くなるまで、あらゆる文学賞の受賞を拒否し続けた。

「2025年 『山本周五郎[未収録]時代小説集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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