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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784101134390
みんなの感想まとめ
多様なテーマが描かれた短編集は、時代劇から現代物まで幅広いジャンルが楽しめる作品です。特に「落武者日記」や「若殿女難記」など、それぞれの物語には独特の魅力があり、登場人物の人間性や葛藤が丁寧に描かれて...
感想・レビュー・書評
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また、時代物がよみたくなった。
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長編の『樅ノ木は残った』が想像よりも地味で抑揚のない印象だったのに比べ、短編集のこちらはどの話もいろいろな方向に色彩豊かで面白かった。
「落武者日記」「若殿女難記」「古い樫木」「花も刀も」「枕を三度たたいた」が好きかな。
「落武者日記」 実直で誠実でここぞというときに恐るべき肚の座り方を見せる祐八郎。石田三成にはこういう家臣がいただろうなーと思った。
「若殿女難記」 オチは早い段階で読めてしまうものの、テンポがよく楽しかった。「解説」には戦後の解放感が広がる時期に書かれたとあり、なんか納得。
「古い樫木」 福島正則やなヤツだーなどと思いながら読んでいたが、予想外に爽やかさの残る結末だった。
「花も刀も」 平手造酒(この話では幹太郎)という人物を初めて知った(『天保水滸伝』の登場人物として昭和の中頃まではかなりメジャーだったのね)。めぐり合わせの悪さが連続し、それが臨界に達して破綻するまでの過程がつらかったが、不思議と爽やかさもあった。
「枕を三度たたいた」 予想外な結末で面白かった。林之助の行動はぶっ飛んでいるが、人間性の本質は『樅ノ木は残った』の原田甲斐に似ているのだと思う。
(2025.9.23) -
うーむ、ほとんど覚えてない。
まだまだ休みさえ取れないこの状況、いつまで続くのやら。。。 -
表題になっている「花も刀も」が一番感情移入しやすかった。
真面目で、女遊びや酒もしない主人公が真面目すぎるがゆえに転落していく様を描いている。
彼自身は信条のために行っていることであっても、周囲から見れば「もう少し肩の力を抜けばいいのでは?」と思ってしまう。
楽に生きれればいいのだろうけど、なかなか難しい。 -
表題作。巡り合わせの悪さは自分だけではない。救いは人間関係だ。「古い樫木」も良かった。13.5.28
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花も刀も
山本周五郎の初期から後期までの幅広いジャンルの短編集。ちょっとおかしいのからシリアスなのものまで、時代劇も現代物も合わせて。
三部大作を読み終えたあとでは短編ではやはり物足りない感があるのは事実だがそれでも読み応えはある。
タイトルにもなっている花も刀もは剣術に生きる主人公が剣の道、人との付き合い、食べていく方法で大いに葛藤する姿を書いている。誰も間違ってはいないが信念が受け入れられない主人公の歯痒さをつい自分の経験に当てはめて読んでしまう作品だ。 -
20歳のころから何回か読んでいる。繰り返して小説を読むことが少ないぼくですが、この「花も刀も」は励まされます。
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最初の方少し描写が冗長な話もありますが、読後はすっきりします。表題作は珍しく救いがない感じですが‥‥というかその前提となった物語を読んでいないので何ともいえないのですが、よかったと思います。歴史に疎いので周五郎のこういうのきつい(笑)。
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子供の頃に読んだのだが今はもう内容を忘れてしまった。
いつか読み直してみよう。
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