人情武士道 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1989年12月22日発売)
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本 ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784101134550

感想・レビュー・書評

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  • 山本周五郎は長編がいいなー。
    現在小説は今ひとつだった。

  • 武士は大変だわ。いつ死ぬかわからない。
    命が軽んじられている気がして切ない。

  • 短編集なので、ちょっとした息抜きに。

  • 『山本周五郎時代劇 武士の魂』
    BSジャパン/毎週火曜放送
    2017年4月4日から

  • やっぱりね‼︎

  • 山本周五郎入門。
    しぐれ傘収録。いつの時代にも義理人情がある。
    武士のように毎日を真剣に生きているだろうか。

  • 「初期の傑作12篇を収める」と裏表紙にある短篇集。
    やはり人間観察とその表現が素晴らしい。
    思わず目頭が熱くなる作品もあった。
    まっとうに生きていく素晴らしさを教えてくれる作品。

  • 読みやすい短編集。日本史が苦手すぎてよくわからん部分もあったけど、ショートでいい話ってのはストレスなくていいね。

  • 読み返すつもりで家の本棚からたまたま手に取ったのだけどまだ読んでなかったとは。読みながら、あれ? 読んだこと無いな? あれ? ってなりながら、でもなので楽しく読めた。
    解説にあるように若々しい荒さがあるんだけど、でも元気でいいと思う。長編の変に暗いところがないし、言いたいことがはっきりしているので。というより、山本周五郎の短編集はいいに決まっているが。
    「驕れる千鶴」の美しくお高くとまったきつい美女×老人とか、「竜と虎」の犬猿の仲ながらお互い敬っているのに仲良くできないけど最終的に舅と息子になる二人とか、そんなん萌えるわ。まじ竜と虎は読みながらにやにやが止まらなかった。会話文面白い。「人情武士道」の地味男×地味女に迫る派手夫婦、でも最終的な落ち着きがすごくほっこりする。男同士と女同士の関係も萌える。
    最後二編は現代物でした。「猿耳」獣人とか異性物体移植とか大好きなのでうっかり萌えましたすみません‥‥狼男とか、アグレッシブでグロいな山月記みたいな話(違

  • 山本周五郎は時代劇物を書かせたらピッタリ来るね。短編物だが最後2編は時代劇じゃなくちょっと残念。電車通勤で読むには丁度良い長さ。

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著者プロフィール

(やまもと・しゅうごろう)
1903~1967。山梨県生まれ。小学校を卒業後、質店の山本周五郎商店の徒弟となる。文芸に理解のある店主のもとで創作を始め、1926年の「文藝春秋」に掲載された『須磨寺附近』が出世作となる。デビュー直後は、倶楽部雑誌や少年少女雑誌などに探偵小説や伝奇小説を書いていたが、戦後は政治の非情を題材にした『樅ノ木は残った』、庶民の生活を活写した『赤ひげ診療譚』、『青べか物語』など人間の本質に迫る名作を発表している。1943年に『日本婦道記』が直木賞に選ばれるが受賞を辞退。その後も亡くなるまで、あらゆる文学賞の受賞を拒否し続けた。

「2025年 『山本周五郎[未収録]時代小説集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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