風雲海南記 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1992年1月1日発売)
3.15
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本棚登録 : 129
感想 : 11
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  • 本 ・本 (581ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101134574

感想・レビュー・書評

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  • 『風流太平記』が面白かったので、似たようなタイトルだから似たような内容かと思ったら、難読漢字の海外都市が出てくるあたりから気持ちが乗らなくなった。ダイナミックだけどあまり面白くなかった(あくまでも個人の感想です:笑)。

  • 埋もれていただけあって超駄作。

  • 昭和17年の長編作品。
    解説を読むと、復刻にあたり最後の2頁がどうしても見つからず苦労したようだ。
    「樺太日日新聞」に別タイトルで15年1月から1年間連載されていたものから辛くも補完できた一品。

    時代は江戸初期、寛文の頃のお家騒動。
    しかし、スケールは壮大で舞台は海外にまで広がる。
    連載という縛りのなか、いろんなところに山場があって、読み進めずにはいられなくなること請け合い。

  • 四国西条藩主の落胤が主人公。容姿端麗、剣術にも秀で女性にモテる。御家騒動を操る藤巻右京に挑み、舞台はマカオに及ぶ。現実味が乏しくいいたい事もはっきりせず、同じ周五郎が作者なのかと首を傾げたくなる。13.7.18

  • 再読了。

  • 2010.11.14(日)。

  • 若殿のカリスマで読ます! って感じだった。
    若殿がスーパーマンで魅力的。
    お家騒動なので、勢力と名前が覚えられなくて涙。メモしようと思ったけれども、時既に遅し;;

  • 骨太なアドベンチャー作品だと思います。登場人物の関連性に「偶然にもホドがある」と思ってしまう部分もありますが、大目にみてしまうくらい内容に厚みがあります。

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著者プロフィール

(やまもと・しゅうごろう)
1903~1967。山梨県生まれ。小学校を卒業後、質店の山本周五郎商店の徒弟となる。文芸に理解のある店主のもとで創作を始め、1926年の「文藝春秋」に掲載された『須磨寺附近』が出世作となる。デビュー直後は、倶楽部雑誌や少年少女雑誌などに探偵小説や伝奇小説を書いていたが、戦後は政治の非情を題材にした『樅ノ木は残った』、庶民の生活を活写した『赤ひげ診療譚』、『青べか物語』など人間の本質に迫る名作を発表している。1943年に『日本婦道記』が直木賞に選ばれるが受賞を辞退。その後も亡くなるまで、あらゆる文学賞の受賞を拒否し続けた。

「2025年 『山本周五郎[未収録]時代小説集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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