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- 本 ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101134703
感想・レビュー・書評
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激動の時代にありながら、主人公の透は自分の学問を守りぬくことを改めて決意する。
『たとえ時世がどう変わろうとも、この山河は動かない』
『そうだ、人間が苦しんだり悩んだり、殺したり愛し合ったり、権力の争奪に狂奔したりしているとき、山河はいつも変わらず、このように静かに、重おもしくしっかりと存在しているんだ』
地震で親を亡くした子供達へ愛情を注ぐ”なお”の存在は、普遍的な人間の温かさと、人として時代にブレずに持つべき大切な価値観を訴えかける。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山本周五郎の珍しい幕末物。とはいえ、幕末の志士はほとんど出て来ず時代背景として存在するのみ。
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上巻より下巻、下巻前半より後半とだんだんと良くなった行った気がする。
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著者プロフィール
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