モーツァルト荘 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1990年6月1日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784101135090

感想・レビュー・書評

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  • snowdropで買った。三浦哲郎のこんな本まであるなんてすごいや。さすが。

    解説で進藤が言っていた通り、なぜ「病舎まで」の時期にこれを書いたかは気になる。三浦は寝る前によくモーツァルトを聴きながらミステリを読んでいたというから、その影響なのだろうなとは思いつつもね。

  • モーツァルト荘と名づけられたペンションのオーナーと、様々な宿泊客とのエピソード。妻、アルバイトの女学生などもストーリーを盛り立てる。ペンションならではの、宿主と客との触れ合いが、いい味になっている。

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著者プロフィール

三浦哲郎

一九三一(昭和六)年、青森県八戸市生まれ。早稲田大学文学部仏文科を卒業。在学中より井伏鱒二に師事した。五五年「十五歳の周囲」で新潮同人雑誌賞、六一年「忍ぶ川」で芥川賞、七六年『拳銃と十五の短篇』で野間文芸賞、八三年『少年讃歌』で日本文学大賞、八五年『白夜を旅する人々』で大佛次郎賞、九一年『みちづれ』で伊藤整文学賞を受賞。短篇小説の名手として知られ、優れた短篇作品に贈られる川端康成文学賞を、九〇年に「じねんじょ」、九五年に「みのむし」で二度にわたり受賞。他の著作に『ユタとふしぎな仲間たち』『おろおろ草紙』『三浦哲郎自選全集』(全十三巻)などがある。二〇一〇(平成二十二)年死去。

「2020年 『盆土産と十七の短篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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