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- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101137100
感想・レビュー・書評
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表紙裏
苦難にみちた農民文学運動のすえ、持病のぜんそくの上に神経を病み自殺願望にとりつかれて精神病院に入院した夫。それをいたわり励ましながら、旧思想と権力そして病いとの闘いの連続であった三十七年間をふりかえる妻。共通の目標にむかって歩みつづけた日々の記録をとおし夫婦愛とは何かを考えさせるとともに、大作『橋のない川』を生んだ土壌をもうかがわせてくれる感動の書。
目次
1.居ても立ってもいられない(犬田)
2.自殺?やはり自殺だ(犬田)
3.病根十年(住井)
4.農民文学運動のこと(犬田)
5.入院――持続睡眠療法(住井)
6.抑圧解放(住井)
7.持続睡眠から覚めて(犬田)
8.孤立無援(住井)
9.彷徨(犬田)
10.狂人の世界(住井)
11.におのように(犬田)
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