まどう (上) (新潮文庫)

  • 新潮社 (2004年4月1日発売)
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感想 : 1
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  • 本 ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101144122

感想・レビュー・書評

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  • 瀬戸内寂聴さんの本は初めて読んだが、沢山の読者がいるのもうなずけるほど文章が綺麗で読みやすかった。
    しかし、この本を読むと、世の中の男性はほとんど不倫をしており、奥様も1度や2度の過ちは当たり前?かと思わずには居られない。ただ、専業主婦の地位に安心しきって、旦那さんを蔑ろにしている人に対しての批判はすかっとする物が有った。社会的地位を得て働いている女性に対しては、非常にスマートな表現をしているのが更に共感出来た。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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