わかれ (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • 本 ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101144443

作品紹介・あらすじ

親しい友人も愛した男も、皆この世を去った。それでも私は書き続け、この命を生き存えている――。吉行淳之介との不思議な縁。幼い自分を容赦なくった職人の父との思い出。色恋に疲れた男と老女とのささやかな交情。流麗に達し合うことができる、女性同士の性と愛。円熟の筆が、「私」と艶やかな共犯関係を結ばせるように、読者を物語へと誘い込む。終世作家の粋を極めた、全九編の名品集。

感想・レビュー・書評

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  • 一緒に飲みたい感じの人。女性を謳歌している女性は魅力的なのだなあと。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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