砂糖菓子が壊れるとき (新潮文庫)

  • 新潮社 (1988年1月1日発売)
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感想 : 8
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  • 本 ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101146027

感想・レビュー・書評

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  • どの有名女優がモデルかと考えながら読んでいると、
    あとがきで正解がわかります^^
    いかに美しく生まれても、この人の人生を辿りたいとは思えないでしょう
    平凡で、少し鈍感で、平均的な生き方が一番幸せなのでしょう
    悲しい話だが涙しながら読了

  • 豊かな肉体を持ってはいるが、その内部は綺麗に纏めるならば繊細
    纏めないならば心配性、な人。

    相手を選ぶ目がないのか、それとも貧乏くじを引くのか
    それとも単に駄目な人にしてしまうのか。
    人の評価に気にしたり、気にしなかったり。
    浮き沈みが激しい女性、という印象もあります。

    よく分からなかったのは、女子大生の人達からの手紙の内容。
    パットが入っている、とありますが、一体どこを指して言っているのか。
    胸の事かとも思ったのですが、写真を撮った、という事実を
    知っているのですから違うはずです。
    では一体どこの事を言っているのか?
    もしも胸だと言っているのならば…自分たちこそ賤しい人、に
    思えてくるのですが、それが狙い??

    途中読んでいて、疲れてきました。

  • ヒロインの生き方が非常に脆すぎて読むのが辛い…曽野綾子さんが書こうとした主軸を読み取りたいのですが。なかなか先へ進まず。

  • 卒論のテーマ

  • マリリン・モンローをモデルに書かれた小説。
    '67年、若尾文子主演で映画化。
    '79年、桃井かおり主演テレビドラマ「祭りが終わったとき」の原作。

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著者プロフィール

1931年、東京に生まれる。作家。53年、三浦朱門氏と結婚。54年、聖心女子大学英文科卒。同年に「遠来の客たち」で文壇デビュー。主な著作に『誰のために愛するか』『無名碑』『神の汚れた手』『時の止まった赤ん坊』『砂漠、この神の土地』『夜明けの新聞の匂い』『天上の青』『夢に殉ず』『狂王ヘロデ』『哀歌』など多数。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本芸術院・恩賜賞受賞。95年12月から2005年6月まで日本財団会長。

「2023年 『新装・改訂 一人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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