太郎物語 (高校編) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101146102

感想・レビュー・書評

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  • 思春期に読んでおいて良かったと思う本。理知的な自己懐疑を繰り返す主人公に是非を問いかける必然性は感じず、ただその心の揺れ動きに注視して読み進めていました。個人的に、五月さんとの心の衝突にとても共感した覚えがあります。その他、太郎目線でぶっきらぼうに描きながらも、端から見ると良い家族だなあと思える描写技巧も見事でした。

  • 高校生の頃に読みました。大学の学部の選び方は大変参考になりましたね。文化人類学なんて、高校には分からない未知の領域ですから。でもそういう学部もあるのかと思いました。高校生には是非読んで欲しい1冊だと思います。

  • 大学の時から何度か読んでいる本。当時のような気持ちにはなれないけれど、それでも読み返す。
    太郎も太郎の両親も、その言葉がいい。たぶん当時は太郎のようなことが言えるか?だったけど、今は太郎の両親のようなことが言えるか?になった。
    いまだに最後の「あいつも・・・」の先が分からない。

  • 特に大きな事件が起こるわけでもない、日常を描いた作品。だけど、高校生の太郎の、そして両親のものの考え方や見方が何とも言えず心に染みる。
    今までに何回か読み直しているけど、読めば読むほど味わいがある作品。

  • なんと幸せな家族に恵まれているのだろう。主人公山本太郎は、両親の影響を受けながら、多感な高校時代を健やかに過ごしていく。13.7.7

  • 子供の頃読んだ青春小説。これ読んで、当時、コンビーフ食べることがあこがれになったのをなつかしく思い出す。

  • 良本。ところどころ、「息子の自慢ッスか?(笑」という気持ちにも。

  • なかなか愛らしい。70年代のお話。さて、現代に置き換えるとどう感じ入るか。

  • 二十数年ぶりに読んでみました。主人公のものの考え方は、今の自分にも影響しているように感じます。しかし、本を読むことはまねしていませんでした。後悔です。もっと本を読んでいれば、主人公のように人生の選択肢をいろいろ持てただろうって…。定期的に再読したい本ですね。

  • 食べ物の描写のページに付箋を貼って片っ端から再現してみた。月桂樹は植えたばっかり。

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著者プロフィール

一九三一年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。一九七九年ローマ法王よりヴァチカン有功十字勲章を受章、二〇〇三年に文化功労者、一九九五年から二〇〇五年まで日本財団会長を務めた。一九七二年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」(通称JOMAS)を始め、二〇一二年代表を退任。『老いの才覚』(KKベストセラーズ)、『人間にとって成熟とは何か』『人間の分際』(ともに幻冬舎新書)など著書多数。

「2019年 『不惑の老後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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