夫婦の情景 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1983年1月1日発売)
3.42
  • (2)
  • (2)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (310ページ) / ISBN・EAN: 9784101146133

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 筋書きはいいんだけど感情を揺れ動かすような盛り上がりがいまいち足りない。

  • あんまり「美しい夫婦愛」とかキレイゴトめいた話が無くて、
    かといって妙に深刻ぶった話もなくて、
    本当に昭和の夫婦の色々な情景を切り取った感じがいい。

  • まだ新婚2年目なのでわかりかねることもあったけれど、どれも心にずーんきた。

  • 「夫婦の情景」
    夫婦にも色々な形があり、どの形が一番よいというのはおそらくないのだろうと思う。幸せ不幸、お金持ち貧乏、健康病気、子どもの有無など・・・一つとして同じものなどない。
    日ごろ感じたことやそんな気持ちになった事があったなーあと。
    短編集のなかで感じ考えさせられました。

    「下らないから、おもしろいんだよ。下らないものをばかにしちゃ、いけないんだぜ。下らないものの方が往々にして高級なんだから」
    「勉強していると、新しい知識が砂地に水が染み込むように感じられます。今まで、どうしてこういう勉強をしないでいられたのか、信じられないくらいです。」
    「想像力のない連中がはびこっている」

  • うーん、夫婦の幸せ、って、いろいろあるのね。なかなかわかりませんな。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1931年、東京に生まれる。作家。53年、三浦朱門氏と結婚。54年、聖心女子大学英文科卒。同年に「遠来の客たち」で文壇デビュー。主な著作に『誰のために愛するか』『無名碑』『神の汚れた手』『時の止まった赤ん坊』『砂漠、この神の土地』『夜明けの新聞の匂い』『天上の青』『夢に殉ず』『狂王ヘロデ』『哀歌』など多数。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本芸術院・恩賜賞受賞。95年12月から2005年6月まで日本財団会長。

「2023年 『新装・改訂 一人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

曽野綾子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×