心に迫るパウロの言葉 (新潮文庫 そ-1-22 新潮文庫)

  • 新潮社 (1989年4月7日発売)
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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784101146225

感想・レビュー・書評

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  • 面白いのですが、エッセイと言うより宗教本だったのでちょっと苦手でした。

    悪気がないのであれば空気読まなくていいとか思うなよ、という感じの一冊で、痛恨の一撃でした・・・。orz

  • 2012*09*22 読了 購入

  • 文庫なので持ち歩いてちょこちょこ開きます。いい加減内容を覚えていてもよさそうなのに、なぜか毎回新たに読むようにその都度思わされるものがあり、心の支えとなる不思議な本です。パウロへの深い洞察が、著者の日常や経験を絡めてストレートに述べられています。現実の自分の問題を解決してくれるわけではないのに、何か光が射すような励ましがあります。例えばダマスコの回心について『その日以来、パウロは「与える」側に廻ったのであった。物質的なものや現世的な権勢が全く色あせて無価値になり、その代わりに輝くような魂の世界が見え始めたのであった。(中略)人間が、自分は生きるに値するかもしれないと自ら思えるのは、受ける時ではなく、与える時である、というのは心理学の明白な答えである。』(J・T)

  • 自らの生き方を改めて考え直させられる。

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著者プロフィール

1931年、東京に生まれる。作家。53年、三浦朱門氏と結婚。54年、聖心女子大学英文科卒。同年に「遠来の客たち」で文壇デビュー。主な著作に『誰のために愛するか』『無名碑』『神の汚れた手』『時の止まった赤ん坊』『砂漠、この神の土地』『夜明けの新聞の匂い』『天上の青』『夢に殉ず』『狂王ヘロデ』『哀歌』など多数。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本芸術院・恩賜賞受賞。95年12月から2005年6月まで日本財団会長。

「2023年 『新装・改訂 一人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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