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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784101146225
感想・レビュー・書評
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面白いのですが、エッセイと言うより宗教本だったのでちょっと苦手でした。
悪気がないのであれば空気読まなくていいとか思うなよ、という感じの一冊で、痛恨の一撃でした・・・。orz詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012*09*22 読了 購入
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文庫なので持ち歩いてちょこちょこ開きます。いい加減内容を覚えていてもよさそうなのに、なぜか毎回新たに読むようにその都度思わされるものがあり、心の支えとなる不思議な本です。パウロへの深い洞察が、著者の日常や経験を絡めてストレートに述べられています。現実の自分の問題を解決してくれるわけではないのに、何か光が射すような励ましがあります。例えばダマスコの回心について『その日以来、パウロは「与える」側に廻ったのであった。物質的なものや現世的な権勢が全く色あせて無価値になり、その代わりに輝くような魂の世界が見え始めたのであった。(中略)人間が、自分は生きるに値するかもしれないと自ら思えるのは、受ける時ではなく、与える時である、というのは心理学の明白な答えである。』(J・T)
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自らの生き方を改めて考え直させられる。
著者プロフィール
曽野綾子の作品





