沈船検死―夜明けの新聞の匂い (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101146409

感想・レビュー・書評

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  • 新潮45に連載された文章をまとめたエッセイ集。
    曽野綾子氏の発言がネットで取り上げられていたが、ネット上の情報だけでは、氏の考え方がよくわからないと思い読んでみました。

    いくつかの文章に、氏の考え方が表されていましたが、自分というものに非常に自信があるのか、視野はあまり広くなく、旧い価値観に囚われている。そして、「日本人は」的な言葉を使うときに、「自分=日本人」と思われており、自分以外の日本人にも色々な考え方があるということには想像が至らないのではないかと思いました。
    しかし、ご自信の意見があまり入らない、たとえば表題作の「沈船検死」などについては、淡々と正確な描写をされていると思いました。
    一冊の随筆集だけを読んで、その方の考え方を推し量るのは無理があるとも思いますが、2冊目を手に取りたいとはあまり思いませんでした。

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プロフィール

1931年生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。大学在学中から同人誌で執筆を始め、23歳の時「遠来の客たち」が芥川賞候補となり文壇デビューを果たす。1979年、ローマ教皇庁より「ヴァチカン有功十字勲章」を授章。1972~2012年まで海外邦人宣教者活動援助後援会代表を、1995~2005年まで日本財団会長を務めた。『誰のために愛するか』『老いの才覚』『人間にとって成熟とは何か』などヒット作多数

曽野綾子の作品

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