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- 本 ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101147277
感想・レビュー・書評
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日常の夫婦間、親子間のズレ。世代ギャップ。残りの人生をどう生きるか。
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旗江と優子は 二人で 秘密の部屋を持った。
そして、さらに心が通じるようになった。
祐介は 鮎子と 奈良への旅行をする。
そして、ホテルで 一夜を過ごす。
秘密の部屋のことは 旗江の娘 由里は 北見に
連絡する。そして 由里は 鮎子のことも知っていた。
それぞれが 残り少ない人生に迷いながら
破船のように 漂っているのだ。
ここでは 由里が重要な 役割を果たすが、
よくわからない存在で 曖昧な ままで
物語が 閉じている。
物語の わすれた 宿題 となっている。
日常のほころびから はじまる物語なのだろう。
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著者プロフィール
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