- 本 ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101147291
感想・レビュー・書評
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図書館
年上の女性、憧れるー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登場するクルマたちがストーリーの邪魔をすることなく、しっくりと入ってくる。ストーリーを盛り上げまるための小道具になっていないことが好感だ。ブランドして扱われがちなクルマを実用品として描かれていて心地いい。佐伯伽耶の謎めいたところも深くわからなくていい気がしてくる。クルマも人も関わった本人にしかわからないことがあるから。
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「メメント・モリ」。私の好きな言葉にCarpe diem (seize the day)がありますが、それと表裏一体な言葉のような気がするし、違う世界観をあらわす言葉のようにも感じる。そんな「メメント・モリ」がキーワード的に使われているちょっとバブル臭のする小説。男女の関係がメインだけど、人が学ぶことが出来るのは人からであるという大事なことも伝えているような気がする。
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車がボルボ!
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僕をあなたの生徒にしてくださいという一言で、山口努は佐伯伽耶の生徒になる。同じく佐伯さんの生徒であった杏子(努の先輩である田代さんの妹)は努のことが好き。佐伯さんとの最後のレッスンを終えて努は、佐伯さんに「杏子さんと結婚なさい」と言われる。佐伯さんが謎な人物。
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こんな甘くて切なくて、大人にしてくれるレッスンを受けてみたい。
たとえその後人生がそれで終わってしまっても。
すこしでも何かを吸収して、一緒に成長したくなります。 -
何回読み直したかわからない。読みすぎて表紙が切れた。
ぼくをあなたの生徒にしてください………優雅で謎めいた魅力を持つ佐伯伽耶のレッスンはクルマ、ゴルフ、ファッション、セックス、マナーそして人生と死の問題までもを教えてくれた。永遠の愛を求めてきらめくレッスンの日々。
(裏表紙の↑)
著者プロフィール
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