ソフィアの歌 (新潮文庫 い-15-33)

  • 新潮社 (1997年1月1日発売)
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本 ・本 (186ページ) / ISBN・EAN: 9784101147338

感想・レビュー・書評

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  • 日本に初めてもたらされたロシア民謡のルーツを探る物語。
    『おろしや国酔夢譚』を読んでからの方がより興味を惹かれたのかな。

  • 約二百年前、漂流民・大黒屋光太夫によって、初めて日本に渡来したロシア歌謡「ソフィアの歌」。この玄の歌はいつ誰が作り、いかなる変遷を経て日本へやって来たのか。時空を超えてよみがえった歌のルーツをたどり、そこに秘められたロマンスを探るため、激動のロシアを旅する作家は何を見たのか―。歌と人間と時代とが紡いだドラマを現代に結晶させた新しいスタイルの物語(「BOOK」データベースより)

    森川久美さんの漫画「ソフィアの歌」に感動し、いつか五木さんが描かれた本の方も読むんだぁ!と意気込んでいたはいいが・・・。
    ははは、結局読んだのは十数年後になってしまいました。
    しかも五木さんの小説が原作だとばかり思っていたら、こちらの作品はソフィアの歌の原点を探す、エッセイのような感じでした。
    でもロシアの空気が感じられる作品で、これはこれでよかったと思います♪

  • これって・・・「コサックの子守唄」?

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著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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