江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 805
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101149011

感想・レビュー・書評

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  • たぶん初めての江戸川乱歩。

    どの話も面白かった。
    昔に書かれたものだけれど
    古さを感じない。
    (お金とか電話とかはまあ置いといて。)

    芋虫は、すごく切なかった。

  • 本:江戸川乱歩著「江戸川乱歩傑作選」
    一度読んだ本を再読するという習慣がないのだけれど、学生時代に夢中になった乱歩作品の傑作選が文庫で出ていたので反射的に購入した。
    再読って結構良いもんですね。
    作品を新しい感覚で読み返すと記憶の中に定着していた物と一味違った切り口が発見できたり、記憶とは異なった感想が湧いてくる。
    そして何より、かつて夢中になって読んでいた頃の自分とその時代が蘇ってくる。

    夏休み最後の一日を思い出と再発見に使う。

    収録作品:「二銭銅貨」「二廃人」「D坂の殺人事件」「心理試験」「赤い部屋」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「鏡地獄」「芋虫」

  • 二銭銅貨

    大金を盗んだ紳士泥棒がつかまった。だが金の隠し場所は白状しない。盗金を追う俄か探偵。彼は謎の二銭銅貨に封じられていた暗号文を見事に解き、まんまと金をせしめたが…。

    三上延の『ビブリア古書堂の事件手帖』には確か4巻辺りで乱歩に関するエピソードが多数あって、特に『二銭銅貨』『人間椅子』あたりはネタバレがあったみたいだそうで。僕は読んでいないのでその辺りにも改めてちょっと興味出てきたりする。ドラマ版は観ていたので、二銭銅貨のネタバレは僕も思わぬところでくらってしまったのだけれど(笑)
    さてそんな『二銭銅貨』は1923年に乱歩が発表した短編推理小説で、江戸川乱歩の処女作。乱歩の短編を読むなら最初に読んでおくとなんとなく乱歩のやり方みたいなものがわかりやすいと思う。構成がすばらしく、展開からオチまで楽しめる。
    ネタバレがって話をしたけれど、たぶん作中の暗号に関する経過の一部分のネタバレだろうから、実は知っていても知らなくともそこまで差はない。おそらく十分に楽しめるだろう。
    また『二銭銅貨』といえば、最初の一文が松本清張をはじめ様々な人に絶賛されているところなので、期待して良いと思う。
    ペンネームの江戸川乱歩はエドガー・アラン・ポーという世界初の推理小説『モルグ街の殺人事件』を書いた作家から来ていて、ポーもまた暗号を用いた推理小説を書いている。乱歩が傾倒したポーの『黄金虫』はこの作品に少なからぬ影響を与えているだろう。


    二癈人

    湯治場で出会った井原と斎藤は意気投合する。やがて井原の部屋で二人は茶を飲みながら、井原はふと過去に犯した犯罪について斎藤に告白を始める。そして思いもよらなかった真実が判明する。

    これは非常にオチのキレが良い作品。二番目に配置されていることも高い効果を上げていると思う。おそらくオチに至るまでの流れや叙情などに関してはこれを上回るものが後に出てくるだろう。ただそれらの後にこれを読むのではなく、序盤にこれを読むことで強いインパクトがある。
    井原が自分の犯した犯罪について語り、そして「真実」が明らかになるわけであるが、この作品において最も見所になっているのはその真実が明かされた後だと思う。最後の心情描写は秀逸で、読後感の良さに大きく寄与している。


    D坂の殺人事件

    9月初旬、D坂の大通りにある「白梅軒(はくばいけん)」という喫茶店で冷やしコーヒーをすすっていた「私」は、この喫茶店で知り合いとなった明智小五郎と二人で、偶然向かいの古本屋で発生した殺人事件の第一発見者となる。

    当時の推理小説の常識としては、日本の家屋はポーのモルグ街のような密室を構築できないということだったようだが、そんな常識を破ったのがこの『D坂の殺人事件』である。乱歩が生み出した名探偵「明智小五郎」が初めて小説に登場するのもこの作品だ。
    作中に登場するD坂は文京区千駄木の「団子坂」であると言われている。 乱歩はかつてここで古本屋をやっていて、その時にこの小説のネタを思いついたそうだ。ちなみに作中には蕎麦屋も登場するが、乱歩は支那蕎麦屋もやっていたらしい。なんでもやってるな乱歩さん……(笑)
    ともあれ、これは乱歩の本格推理モノの1つであり明智ファンには欠かせない作品だ。
    テーマとしてはまずは「密室」である。これは先述したようなポーのモルグ街との比較意識があったのかもしれない。
    次に「犯罪と心理」である。次に収録されている続編『心理試験』にも引き継がれているのだが、この作品には犯罪と心理学の関係についての描写があり、それがなかなか面白い。


    心理試験

    貧しい大学生・蕗屋清一郎は、親友である斎藤勇から、彼の下宿先である老婆が金を貯めていることを耳にした。老い先短い老婆より、まだ若くて未来のある自分がその大金を使った方がずっと効果的だ、と考えた蕗屋は、老婆を殺して金を奪う計画を立てる。

    この『心理試験』という作品は僕の中では一番好きな作品だった。いろんな人のレビューを眺めていると、人気どころはやはり『人間椅子』や『鏡地獄』だろうけれど、僕はこの『心理試験』もこの傑作選の中では短編として良くまとまっていると思う。
    乱歩作品は「子供向け」「異常嗜好モノ」「本格推理」「幻想怪奇」「エログロナンセンス」など色々と書いているけども、本格推理モノの代表格としてこの作品は傑作だろう。
    まあ、本格というのはややずれている可能性もなくはない作品ではあるのだけれど。この作品は倒叙的な推理モノで当時としてはあまりないものであったようだ。しかし、その論理と構成の美しさ、そしてテーマ性、更になにより二人の主役の魅力といった点では本格推理として面白さを持っている。
    テーマとしては、丁度一つ前に収録されている『D坂の殺人事件』で取り上げられた「犯罪と心理学」である。これはこの作品が明智小五郎シリーズであることから、続編的な位置にあることを示唆している。前作では具体的には表現されなかった心理的な探偵術ともいえるものが今作では具体的には描写されており、非常に面白い。
    そして二人の主役の魅力とはまさに明智小五郎と蕗屋清一郎の魅力のことだが、明智小五郎については前作の時系列では若さが表れており風貌も一般的に知られている明智らしくはなかったが、今作ではみんなが知っている明智名探偵である。その点で探偵としての鮮やかさがより一層感じられるのではないだろうか。
    そして僕が気に入ったのは蕗屋清一郎である。この人物は非常に面白かった。まず性格が面白い、頭が抜群に良くてプレッシャーに強く犯罪に対して独自の理論を持っている。冒頭から終盤までずっと引きつけられるキャラクターだと思う。
    見所はたくさんあるのですらすら読み進められると思う。


    赤い部屋

    どこもかしこも赤い会員制クラブの一室に、異常な興奮を求め集まった七人の男。彼らはここに集まり怪異な物語を語り合う。ある日、新入りの会員は自身が極度の退屈よりある犯罪に関心を持ったことを語る。

    これはちょっとあらすじが難しいんだけれど、簡単に説明すると、退屈を持て余した男たちが全体が赤く演出された部屋で怪異な物語を語り合う秘密クラブのようなモノがあり、そこにある日新入りの男が入ってきた。新入りは入会するときに話を一つ披露するのが恒例になっており、その男も自身が体験したという奇妙な物語を語り出す。
    という感じの内容なのだけれど、これ以上を書いてしまうとネタバレになってしまうので残念ながらあまり紹介はできないタイプの物語だ。
    しかし、オチのキレの良さ、物語の求心力は非常に強い。この作品の良いところは始まりの数行に非常に大きなギミックが仕込まれているところじゃないかと思う。視点が聞き手から始まるので、読者もまた赤い部屋にいる客人であるかのように感じることができる。そしてそれが読後感に大きく影響してくると思う。内容も誰もが一瞬頭をよぎったことのあることというか、そういう感覚をうまく表していて面白い。中盤の盛り上げに一つ貢献している収録作かもしれない。


    屋根裏の散歩者

    郷田三郎は学校を出ても定職に就かず、親の仕送りを受けて暮らしている。酒、女をはじめあらゆる遊戯に興味を持てず、この世が面白くなく退屈な日々を送り、下宿を転々としていた。そんな郷田は友人の紹介で素人探偵の明智小五郎と知り合い、「犯罪」に興味を持つようになる。

    これも明智小五郎の登場作なのだが、少々明智にしては奇怪な推理をしていたりして面白い。ただ筋は通っているし、最後の一文への収斂は見事。
    内容はユニークでタイトル通りだがそのタイトルがまた味わいがあると思う。屋根裏を伝っていろんな部屋を覗き見るという、現代だとどうにもホラーかエロスにしか持って行けなそうな舞台装置だが、乱歩はこれをある性質と結びつけて、乱歩の一つの特徴になるようなキャラクター像を造っている。
    『赤い部屋』の語り手もそうなのだが、乱歩は「何をしても興味が続かず、退屈を持てあましすぎて、犯罪に関心を持ち始める」というキャラクターというのが好きだったのかもしれない。乱歩自身も職を転々としていたりして、何をしても退屈してしまうような感覚があったのかもしれない。
    実はこの作品は『乱歩奇譚 Game of Laplace』の1話の原案として『人間椅子』と共に挙げられている。乱歩奇譚よ主人公の小林少年はまさにこのような性格のキャラクターだ。これは偶然のはずもなく、当然乱歩作品を原案として扱うのだから、ファンがニヤリとするような、設定として付加されたモノだろう。まあそれ以前に名前が小林少年なのだからこれは言うまでもない。


    人間椅子

    外交官を夫に持つ作家の佳子は、毎朝夫の登庁を見送った後、書斎に籠もり、ファンレターに目を通してから創作にとりかかることが日課だった。ある日、「私」から1通の手紙が届く。それは「私」の犯した罪悪の告白だった。

    先述した人気作であり、乱歩奇譚の1話原案でもある『人間椅子』。これもまたオチへ向けての展開が美しく、オチ自体もキレがある。
    人気作なので語りたい部分はたくさんあるのだが、語れば語るほどネタバレするタイプの作品なのでこれ以上は書けない。
    ちなみにアニメの物語とは全く違うのでアニメを観ていても何の問題もなく読むことができる。存分に作品に引き込まれてほしい作品。引き込まれれば引き込まれるほど、楽しめる。


    鏡地獄

    男は幼少期から鏡、レンズ、ガラスに嗜好を持っていた。中学で物理学を学び、鏡の魅力に取りつかれた男は、庭に実験室を建築し、そこで異様な実験を行い始める。

    これも大変人気の高い作品。これをアニメ原案にしないのは間抜けすぎるので、きっと今後アニメで原案として用いられるだろうと思う。
    内容はシンプル、幼い頃からレンズや鏡を好んでいた少年は、その後物理学を学ぶようになり、狂気ともいえるようなレンズ狂、鏡狂になっていく。そんな男の友人の語りで物語は進む。
    鏡やレンズは、特に男子ならば一度は関心を持ったことがあるんじゃないだろうか。確かに魅力的な小道具だと思う。しかしこれをある種の幻想的な、怪奇的なホラー作品にできるのは乱歩ならではかもしれない。
    何しろ乱歩自身が恐怖を感じた事柄を元にこの作品を作っているそうなので、ネタを膨らませる創作力は流石のものである。
    この作品は関心→狂気への流れが非常によく描写されていて、推理ではなく文学に近い作品だ。乱歩らしい感性の見える作品だった。


    芋虫

    傷痍軍人の須永中尉を夫に持つ時子には、奇妙な嗜好があった。それは、戦争で両手両足、聴覚、味覚といった五感のほとんどを失い、視覚と触覚のみが無事な夫を虐げて快感を得るというものだった。

    さてラスト。実は僕はそこまで好みじゃなかったんだけれど、文学的な良作で、なんというかこの傑作選の中では毛色の違う一作だ。
    というのもこれだけ発表時期が大きく違っていて、ほかの作品は比較的初期の乱歩なんだけれど、これはかなり後になってからの作品。
    乱歩には反戦の意志があったわけじゃないけれどたまたま作品がそういう内容としても受け取ることができてしまうせいで、右翼からは叩かれまくり、戦時中は伏せ字ばかりになってしまい発禁にもなってしまった異様な作品ではある。左翼には喜ばれていたらしいというのがまた面白い。
    文学として見るのがやはり妥当で、一種の恋愛小説だ。五感をほぼ失った夫と、その妻。夫は段々と原始的な欲求に縛られていき、妻は夫に支配的な欲求と喜びを感じ、異様な愛の形として成立してしまっている。
    そんなある日に事件が起こるわけであるが、終わり方はなんとも悲哀に満ちた、印象的なものになっている。
    ラストの描写は強く記憶に残ると思う。



    まとめ

    という感じで、収録された全作品について簡単にレビューしました。ネタバレでこの後にちょっとだけ追加するけれど、なかなかまとめていて面白かった。
    乱歩作品はやはり世界観を楽しむのが良いと思う。気味の悪さや幻想的な雰囲気とか叙情的な描写とかスリルのある舞台とかそういう一つ一つの個性が非常にまとまりのある空気感として読者に伝わるのが面白い。
    キャラクターも癖があって面白く、犯人や脇役も、主役のように目立っていて楽しい。
    乱歩という作家を知るには良い短編集であり、まさに傑作選といった内容だった。

  • 乱歩にハマるきっかけになった一冊。傑作選だけありどの話も楽しめるが、特に「芋虫」が印象的。不気味で鬱々とした作品なのに、ラストシーンがあまりにも切なくて余韻が残った。

  • 江戸川乱歩初読み。凄いなー。流石傑作選というだけあってどれも面白い。日本の探偵小説のさきがけであり、今読んでも古さを感じないし、本当に凄いなぁ。「人間椅子」はこういう話だったのね。これは最後の1行が全て。「芋虫」はゾクゾクする。実際に目にしたら耐えられないと思うけど、文章だけでその現状を表しているのが更に凄い。2012/466

  • 江戸川乱歩は初めて読んだが、トリックよりも行動や情動、背景の描写がとても優れている作家なのかと感じた。
    赤い部屋は、誰もが心のなかで掠る程度に考えたことがあるんじゃないかという気持ちを見事に代弁しているのでは?と不思議な感覚に陥った。

  • らんぽさん、わたしの未読の海外のミステリーのネタバレを作中でするのやめろください

  • さすが

  • (2014.08.22読了)(2003.12.27購入)
    【夏の文庫フェア】
    江戸川乱歩は、「少年探偵」シリーズを読んだことがあるだけで、他の作品は読んだことがなかったので、ちょっと読んでみようかと。
    九つの短編が収録されていますが、それぞれに読み応えがありました。なじみの明智小五郎さんが登場する作品もいくつかありました。
    傑作選と銘打っているだけのことはあります。

    【目次】
    「二銭銅貨」
    「二癈人」
    「D坂の殺人事件」
    「心理試験」
    「赤い部屋」
    「屋根裏の散歩者」
    「人間椅子」
    「鏡地獄」
    「芋虫」
    解説  荒正人

    ・「二銭銅貨」
    捕まったどろぼうの残した暗号を解いて、隠してあった現金を入手したというのですが、…。
    ・「二癈人」
    『井原は夢遊病者だ』というのですが…。
    ・「D坂の殺人事件」
    古本屋の女房が殺された。逃げる犯人を見かけた人はいない。
    現場の電気は消されていた。
    ・「心理試験」
    お金をためている老婆を殺し、金を奪った。完全犯罪のはずだったのですが、殺人現場にあった、極彩色の屏風から…。
    ・「赤い部屋」
    第三者から見ると、人が死ぬようなことをしているようには見えない方法で、死に至らしめることを趣味にしている男の話です。もう99人も死に至らしめているとか。
    ・「屋根裏の散歩者」
    東栄館という下宿屋に郷田三郎が住んでいます。部屋の押し入れから屋根裏に出れることがわかりました。屋根裏から住民を覗いて歩くようになります。天上の節穴から下で寝ている人の口に毒物をたらしこんで、殺害することを思いつき実行します。
    完全犯罪のはずだったのですが…。
    ・「人間椅子」
    椅子職人の話です。自分の作る椅子に細工をして、中に潜り込めるようにします。その椅子に誰か座ると、中に入っている人にすっぽり抱かれている感じになるわけです。
    椅子に潜り込んで体験したことが綴ってあります。
    ・「鏡地獄」
    鏡の不思議に取りつかれた男の話です。
    ・「芋虫」
    戦争で負傷して、手足がなくなり、胴体だけの芋虫のようになってしまった夫と健康な妻との生活が綴ってあります。夫は、耳が聞こえず、口もきけないのです。

    ☆江戸川乱歩さんの本(既読)
    「少年探偵01 怪人二十面相」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.08.
    「少年探偵02 妖怪博士」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.07.
    「少年探偵03 少年探偵団」江戸川乱歩著、 ポプラ社、1964.08.
    「少年探偵04 青銅の魔人」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.07.
    「少年探偵05 大金塊」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.08.05
    「少年探偵06 透明怪人」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.09.01
    「少年探偵07 怪奇四十面相」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.08.
    「少年探偵08 地底の魔術王」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.09.01
    「少年探偵09 電人M」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.09.
    「少年探偵10 宇宙怪人」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.10.
    「少年探偵11 奇面城の秘密」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.10.05
    「少年探偵12 黄金豹」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.11.05
    「少年探偵13 サーカスの怪人」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.10.
    「少年探偵14 夜光人間」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.11.05
    「少年探偵15 搭上の奇術師」江戸川乱歩著、ポプラ社、1964.10.30
    「少年探偵16 仮面の恐怖王」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.06.
    「少年探偵23 悪魔人形」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.09.20
    「少年探偵25 黄金の怪獣」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.11.20
    「少年探偵26 二十面相の呪い」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.10.20
    「少年探偵27 黄金仮面」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.08.
    「少年探偵28 呪いの指紋」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.10.30
    「少年探偵30 大暗室」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.10.
    「少年探偵33 黒い魔女」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.11.
    「少年探偵34 緑衣の鬼」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.08.30
    「少年探偵38 白い羽根の謎」江戸川乱歩著、ポプラ社、1972.05.05
    「少年探偵39 死の十字路」江戸川乱歩著、ポプラ社、1972.07.25
    「少年探偵42 蜘蛛男」江戸川乱歩著、ポプラ社、1973.11.05
    「少年探偵44 人間豹」江戸川乱歩著、ポプラ社、1973.11.
    「少年探偵45 時計塔の秘密」江戸川乱歩著、ポプラ社、1970.08.
    「少年探偵46 三角館の恐怖」江戸川乱歩著、ポプラ社、1973.11.15
    (2014年10月22日・記)
    内容紹介(amazon)
    日本における本格探偵小説を確立したばかりではなく、恐怖小説とでも呼ぶべき芸術小説をも創り出した乱歩の初期を代表する傑作9編を収める。特異な暗号コードによる巧妙なトリックを用いた処女作「二銭銅貨」、苦痛と快楽と惨劇を描いて著者の怪奇趣味の極限を代表する「芋虫」、他に「二癈人」「D坂の殺人事件」「心理試験」「赤い部屋」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「鏡地獄」。

  • 「人間椅子」と「芋虫」が特にすきです

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著者プロフィール

江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
1894年10月21日 - 1965年7月28日
日本を代表する小説家・推理作家。三重県生まれ。ペンネームの江戸川乱歩は、小説家エドガー・アラン・ポーに由来。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任した。代表作に『D坂の殺人事件』、『陰獣』、『孤島の鬼』、『怪人二十面相』、『幻影城』、『探偵小説四十年』など。少年探偵団シリーズは絶大な人気を博した。

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