江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.99
  • (921)
  • (863)
  • (849)
  • (33)
  • (13)
本棚登録 : 6684
レビュー : 805
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101149011

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • いやはや乱歩をなめていた。

    どの作品も素晴らしかった。
    どんでん返しとか、趣向とか、全然現代に通じるよ!と言う感じ。

    そして読みながら、現代作品に影響を与えてるんだなあと思ったり。
    D坂は恩田陸、心理試験は東野圭吾、赤い部屋や人間椅子は乙一っぽい。他にもなんかどっかで読んだような話というのを大昔に書いてるんだから、乱歩はすごい。

    少年探偵団のワンパターンさしか印象になかったので、なめきっていた。すごいなあ。

  • 満島ひかり主演でが映像化したものを見て興味が湧いたが、
    本当に本当に本当に傑作で感動している。
    ずっとこんなお話が読みたかった...

  • 江戸川乱歩の短編傑作集。
    どれも非常に面白かった。

  • 誰のような小説家になりたいか?と聞かれたら間違いなく「江戸川乱歩」と答える。

    文章力、構成力、発想力、全てに置いて好み。

    江戸川乱歩からは相当影響を受けたが、久しぶりに読み返しても、やっぱり凄い。

  • 江戸川乱歩、初めて読みました。なんでこんなに面白い作品、もっと早くに読まなかったんだろうと思いました。
    乱歩って読みづらいんだろうなーとか、難しい内容なんだろうなーとか思ってたのが実際読んでみて覆されました。グロくて気持ち悪いけど、そこが面白い!変態な人物を描く変態な乱歩が好きになりました。
    今まで読んできた推理小説は、探偵が犯人を見つけ出す工程を描くのに対して、今回の短編集は犯人を主人公にして、主人公が犯罪を決行する所や、その犯罪が見破られてしまうまで描かれているので斬新でした。
    明智という人物のことを知ってからは、主人公はこの明智に犯罪を見破られてしまうんだろうなーと思いつつ、バレないといいなと主人公を応援してみたり(でもその応援は無駄に終わるのですけれど)1ページ1ページめくるのが待ち遠しいというか、楽しくて早く結末を知りたい!という気持ちで読んでました。

  • ビブリア古書堂の事件簿で紹介されているところから興味を持ち、読んでみた。どの短編もいいけど、特に「人間椅子」ですね。タイトルからして不気味だけど、内容はそれ以上に病的ですし、ラストのオチもイカしてる。秀逸ですね。「芋虫」は現代における差別用語の連発と相まって毒気にあてられそうな気分になる。
    明智小五郎のでてくるものも先がどうなるのかすごく楽しみ。期待していたほどの落ちではないにせよ、十分楽しめました。人間の病的な部分を浮き彫りにするこんな
    短編なのに、あるいは短編だからこその濃い内容です。大正時代においてこんなにも人間の病的な部分を浮き彫りにするおぞましい作品を発表できるとは。
    乱歩のほかの作品も読みたいです。

  • 江戸川乱歩の代表作が読みたかったため、古本を購入。
    夏の終わりという良い時期に読めた。

    薄気味悪い、かつ、ぞわっとするような話や、最後に「まさか」となるような話の数々。

    とても読みやすく、読了するのにあまり時間はかからなかった。

  • ビブリア古書堂で乱歩に興味を持ってから、マンガで読んで、ついに原作を読んだ。
    こんなに面白かったとは!!もっと早くに読んでおけばよかった~。
    昔に書かれた話なのに、今の時代にも充分楽しめるなんてすごいな~。

    乱歩の他の作品も読んでみよう。

  • 本:江戸川乱歩著「江戸川乱歩傑作選」
    一度読んだ本を再読するという習慣がないのだけれど、学生時代に夢中になった乱歩作品の傑作選が文庫で出ていたので反射的に購入した。
    再読って結構良いもんですね。
    作品を新しい感覚で読み返すと記憶の中に定着していた物と一味違った切り口が発見できたり、記憶とは異なった感想が湧いてくる。
    そして何より、かつて夢中になって読んでいた頃の自分とその時代が蘇ってくる。

    夏休み最後の一日を思い出と再発見に使う。

    収録作品:「二銭銅貨」「二廃人」「D坂の殺人事件」「心理試験」「赤い部屋」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「鏡地獄」「芋虫」

  • 乱歩にハマるきっかけになった一冊。傑作選だけありどの話も楽しめるが、特に「芋虫」が印象的。不気味で鬱々とした作品なのに、ラストシーンがあまりにも切なくて余韻が残った。

著者プロフィール

江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
1894年10月21日 - 1965年7月28日
日本を代表する小説家・推理作家。三重県生まれ。ペンネームの江戸川乱歩は、小説家エドガー・アラン・ポーに由来。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任した。代表作に『D坂の殺人事件』、『陰獣』、『孤島の鬼』、『怪人二十面相』、『幻影城』、『探偵小説四十年』など。少年探偵団シリーズは絶大な人気を博した。

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)のその他の作品

江戸川乱歩傑作選 Kindle版 江戸川乱歩傑作選 江戸川乱歩

江戸川乱歩の作品

ツイートする