もっとソバ屋で憩う―きっと満足123店 (新潮文庫)

  • 新潮社
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レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101149165

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  • 杉浦日向子とソ連(ソバ好き蓮)著「もっとソバ屋で憩う」、2002.11発行です。「ソバ屋で憩う」(単行本・1997)は72店、「もっとソバ屋で憩う」(文庫・2002)は123店の紹介ですが、基本的に、「ソバ屋で憩う」の文庫化でしょうか。

  • ソバ通といえば杉浦日向子さん。これは間違いないとブックオフで迷わず購入。
    ソ連とは杉浦さんを中心とする同行の集い「ソバ好き連」の略だそうです。

    都心の名店だけでなく、駅の立ち食いからデパートのレストラン街、東京の外れの我が家近くの隠れた名店、旅先で出会った他県のソバまで掲載されている。満足度の高い一冊でした。

    店選びのコンセプトは「また来よう」
    入店して着座→「なんかホッとするなぁ」
    注文の品をひと口すすり→「来てよかったなぁ」
    食べ終わって箸を置き→「うまかったなぁ」
    店を出て振り返り→「また来よう」

    スタンプラリー式のグルメごっこではなく、憩える店。ずっと通いたいソバ屋さんに巡り合ってください、とのあとがき。
    ソバ屋と昼酒を愛していた、杉浦日向子さんならではのコンセプトです。

    平成14年発行です。駅ナカやデパート内の店舗はないかもしれませんが、老舗や個人の店舗は営業していることでしょう。

  • 昔、本屋で立ち読みして面白かったので改めて読む。どの蕎麦屋も評し方が一本調子なので、途中からは飛ばし読みだが、蕎麦のみならず酒についても論評しているところが好感。

  • ほめてばかりだと、ほめの価値がさがる

  • 西の方で育ったので本来はうどん文化圏に属する私ですが、最近めっきりソバ好きになりました。最大の理由は、酒との相性が良いことだったりするのですが。関東に来て、初めは汁そば、次にもりそばが気に入り、今では週に数度は食べないと何か物足りません。

    「ソ連」とは、「ソバ好き連」の略。「連」というのは、江戸の街に咲き乱れた、同好の士に寄って構成された市民サークルで、職業身分年齢性別のすべてをこえて成り立つものだそうです。杉浦さんのもとに集った会員は、正式メンバー15人内外、全国には「ソバッチ」を持つバッチ会員百名ほど。会則は年間ソバ百食だそうですが、「数を自慢するより、愛の深さの質を問いたいと願っている」とのこと。冒頭いきなり次のような口上。

    グルメ本ではありません。おとなの憩いを提案する本です。
    ソバ好きの、ちょいとばかし生意気なこどもは、いますぐ、この本を閉じなさい。十年早い世界ってものがあるのですよ。
    腹ぺこの青春諸君も、もう、この先を読まなくていいです。諸君の胃袋を歓喜させる食べ物は、ほかにゴマンとあるはずです。
    デートや接待に、使える蘊蓄はないかと、データ収集のつもりの上昇志向のあなた。この本は期待に添えません。さようなら。
    さて残った皆様。(以下略) そんな皆様のための本です。

    ほっと安らぐ空間。そんな場所としてのソバ屋はいかがでしょう、と。 123店にのぼる、選び抜かれたソバ屋が紹介されていますが、名店案内というよりも、ソバ屋の楽しみ方のケーススタディと言った方が適切でしょうか。描写が実に美味しそうで、ソバとソバ屋、そしてそこで過ごす時間に対する愛情に満ちています。ソバの嗜み方の基本から楽しみ方の考察、豆知識まで扱った、杉浦節全開のコラムも楽しい。

    「多くを知るより、深くを知れ。」 ソバ屋に限らず、人生も半ばなら、楽しみは貪らず、余韻に浸るべし。

  • 本当に惜しい人をなくした。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784101149165

  • この本に出てくる西荻のそば屋で、隣で一杯飲んでいるおじさんから薦められた一冊。あのとき、おじさんは蕎麦は食べずに、酒とつまみだけで、酌み交わした出羽桜を美味いねと言って、店を去って行った。

  • 蕎麦そのものというよりも、蕎麦屋で時空を憩うというのが著者同様自分の好きなものなんだなというのが確認できた。とはいえ、自分で蕎麦打つのはやっぱり好きなんだけどな。
    自分ちの近くにお気に入りの蕎麦屋持っていたいという気分が沸々と湧いてくる、そういう一冊です。

  • どこかで喰いっぱぐれたりしないように、車にも1冊積んであったりして。ソバより好きな食べ物は、私にはたくさんあるけれど、ソバ屋の風情は格別だ。冒頭の「特選五店」は体験した。いろいろな意味で、さすがに見事だった。(私はうどんも好きだけどね、西日本人だから)。

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