眠狂四郎無頼控(一) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 203
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101150062

感想・レビュー・書評

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  • 非常に渋いなぁ
    作者は本当に天才だなと思った。この独特なかっこよさ。
    まるで、人物がそこにいるかのようで、生きて会話をしているかのような小説は、初めてだ。
    それだけ、作者が、その哲学的な生命感を設定しているように思った。哲学的で深い。
    西洋の詩が好きなのもよくわかる。

    この時代に生まれた人は、これを読むのがステイタスなように思えた。これぞ、小説、エンターテイメント小説なように感じた。
    これは、小説家は見習わなければいけないと思った。

  • 時代物が読みたくて借りたのですが最初はちょっと違うかなーと思い
    しかし読み慣れてくると軽快に読めて面白くなってきた。
    一話ごとに話が完結しているので明快だし話を重ねるごとに狂四郎以外の登場人物に厚みが増してくる。
    ただ狂四郎があまりに主人公ではあります!

  • 2017年10月26日、読み始め。
    2017年11月1日、129頁まで読んだ。



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    並行して、ユーチューブで狂四郎を見ているので、見たものを記録しておく。
    ・明日に別れの円月斬り
    ・お庭番悲話 裏切りの人肌
    ・毒牙を隠した花嫁

  • 何と言っても無頼控。シリーズ全部読みましたが、やっぱり最初のシリーズが一番面白い。美保代様と狂四郎さんの何とも言えないすれ違いとほのかな交情が、切なくてたまりません。大好きです。

  • 20160523〜29(二巻も含めて)太郎さんに借りた。面白いけど、私の趣味ではないなぁ

  • 現代の時代小説、と思わせる作品。

    主人公に影を持たせ、心地よい結末を与えないところに、大人が好みそうな感覚を持たせる。
    連載小説らしい作品に感じた。
    読みやすく、続きが気になる構成力。
    面白く読ませてもらった。

  • 想像していたより随分哀愁漂う話だった。

  • やっと第一巻読み終わったぁ~\(^o^)/
    やっぱ原作を読むと、人物背景、人物関係がわかって面白い(*^^*)
    これで、もう一回舞台のDVD観たら、きっと観方が変わってくるんだろうな(*´∇`*)

  • 初読。
    面白いのか面白くないのか掴みどころがないというのが実感。
    主人公の人物造型などつまらないマンガのような感じもするが、一方で読み切りものとして体裁が整っている。
    ただやはり古い感は否めないし、普遍性あるいは思想性がある物語という訳でもない。人に薦めるか、今後も読み継がれていくかと言われると???

  • 徳川二百年の泰平の世に一人の異端剣客が江戸の街を縦横無尽に活躍していた。
    剣客の名は眠狂四郎。
    混血の風貌を持ち異端の剣『円月殺法』で火の粉を払うように容赦なく人を斬る。

    とても面白かった。正義一辺倒ではない主人公の設定も良かったと思います。
    徳川幕府の力が弱まりつつある泰平の世で江戸のあちこちに現れる綻びを眠狂四郎が独自に調べ独自に制裁を食らわす。
    関係者が断りを入れても狂四郎には全然関係無い無頼っぷりはなかなか読み応えがありました。

    どこまでも無頼な狂四郎も弱き者には力を惜しまない。この押し引きが物語に魅力を与えている気がします。
    解説にも書いて有りましたが、一話が25ページぐらいで完結しているのもなかなか良い物ですね。一応、登場人物や話の繋がりはありますが決着はとりあえず着くので読み易く感じました。

    長いシリーズなのでこの先を読むのが楽しみです。

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著者プロフィール

1917年岡山県生まれ。慶應義塾大学支那文学科卒。在学中より「三田文学」に作品を発表。1951年「イエスの裔」で直木賞受賞。1956年創刊の週刊誌に「眠狂四郎無頼控」を連載、ニヒルな剣士と円月殺法は剣豪小説ブームを呼ぶ。1970年『三国志 英雄ここにあり』で吉川英治文学賞受賞。伝奇小説の醍醐味を堪能させる作品を多く残し1978年6月逝去。代表作に『赤い影法師』『岡っ引どぶ』『真田幸村』他多数。

「2015年 『レジェンド歴史時代小説 江戸っ子侍(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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