眠狂四郎無頼控(二) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 131
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101150079

感想・レビュー・書評

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  • ★2.5。
    順番が逆に読んでいて遡る形で読んでますが、うんっ?このヒーロー描写は正直面白ろないな、という直感的感想。
    後の荒唐無稽だが、ダイナミズム溢れるロードムービー的作品からすると人物造形に深みが足りないな、という感じ。
    でも何らかの引っ掛かりを読者が感じていたからこそ、この後に続くわけですんで、侮ってはいけないということでしょう。

  • 幕末のザワザワとした雰囲気が伝わる。ややご都合主義的で荒唐無稽な展開もあるが読ませる。相手から受け入れられているのに、そこにいられない、悲しさがある。

  • 登場人物たちが感じているほどの魅力を狂四郎に感じることはできなかった。

  • 二巻読み終わったぁ~\(^o^)/
    ヤバい、めっさハマってしまった!!
    狂四郎かっこいいわ(//∇//)
    超モテモテやし!!笑
    GACKTさんが眠狂四郎されたの、ピッタリやったと思う(〃^ー^〃)

  • 西に向かい狂四郎をめぐる女性陣もさらに数を増し、
    こんな終わり方されたら「次も読むしか無いじゃん」

  • 1巻同様短編連作だが、こちらのほうが各話がより独立してる感じ。

  • 間違いなく10代の私が読んでればツボにはまっただろう。狂四郎の厭世的すぎるところが10代の私にはすこぶる魅力的に映ったであろう。けれど40代の私はちょっと厭世的しぎやしませんかって思ってしまう。年を重ねると感想もかくも変わるものなんだな。

  • 狂四郎、かっこいいんですけどね~。ちょっと厭世的すぎますね…。
    話が難しくてたまに分からなかったり…(- -;

  • 相変わらず、小気味のいいテンポで進んでゆく。

    なかでもよかったのは“切支丹坂”だった。
    ころび伴天連になるまでが、意外とあっさりとしたもの。
    ころんでしまった宣教師の一言がとても印象的。

    この巻で舞台は江戸を離れてゆくことになる。
    東海道を西へ西へ。備前屋との対決も目が離せない。

  • 6巻揃いの2巻。表紙は違うけど。

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著者プロフィール

1917年-1978年.岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951年、『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、剣豪小説の一大ブームを起こす。1969年に『三国志英雄ここにあり』で第4回吉川英治文学賞を受賞主な作品に『赤い影法師』『御家人斬九郎』『剣は知っていた』『決闘者 宮本武蔵』『チャンスは三度ある』など多数。

「2022年 『第8監房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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