眠狂四郎無頼控(四) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101150093

感想・レビュー・書評

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  • 鬼平とは違った意味にで人を引き付ける魅力がある。ひねくれているが情に厚いところがある。剣が強いところは共通。女性にもてるところも。人を羨むところもある意味共感が持てる。

  • 生まれと生業の不幸さに浸っている割にあちこちで女を犯しまくっている狂四郎に辟易していたが、『血汐歌麿』ではその辺に軽く言及されたし、『白珠賊』の美保代関連の記述は素直に同情できてよかった。

  • 今回は、狂四郎様の過去の話も出てきて、一段と狂四郎様のこと知れる巻となっております(*^^*)
    お園さんとの関係は切ないなぁ~(T-T)
    辰野おばばの強烈なこと!!笑

    ただ、狂四郎様、旅出過ぎでしょ!!笑
    美保代と、新太郎が可哀想だよ…(;_;)
    金八、文字若が怒るのも仕方ない( ̄^ ̄)

  • この巻に至って、表現手法に違いが出てくる。
    いわゆる三人称ではなく、一人称でつづるというもの。
    こういう読者を飽きさせない工夫も必要なのだろう。

  • 6巻揃いの第4巻、表紙は違うけど。

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著者プロフィール

1917年-1978年.岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951年、『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、剣豪小説の一大ブームを起こす。1969年に『三国志英雄ここにあり』で第4回吉川英治文学賞を受賞主な作品に『赤い影法師』『御家人斬九郎』『剣は知っていた』『決闘者 宮本武蔵』『チャンスは三度ある』など多数。

「2022年 『第8監房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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