眠狂四郎殺法帖 (上) (新潮文庫)

  • 新潮社 (1970年1月1日発売)
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感想 : 5
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  • 本 ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101150147

感想・レビュー・書評

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  • ★評価は読了後に。
    しかし読む順序がバラバラなので、どこがどうなっているのかこんがらがってます、正直。そもそも美保代と静香が生きてる時と死んでいる時しか読んでいない気がする。どうも美保代のストーリーの中の活かし方でこのシリーズそれぞれの出来を決めている感があるんですが、要の美保代の顛末は描かれてはいないのかな?

  • 狂四郎が逆恨みされてしまうゆえに
    結構捕らえられてしまう描写が目に付きます。
    今回は恨みを持たせた相手が非常に悪かったですね…

    もちろん、静かな雰囲気は健在です。
    そして、そのそばにはひたむきな女性がいることも
    いつもどおりでございます。
    この女性はどうやらわけありのようですが…

    いやおうなしに政道の争いの駒、として
    使われることとなった狂四郎。
    これからどうなるのやら。

  • 狂四郎シリーズには此の前に「独歩行」の上下巻があるので読むのは先の事に成りそうだ。

  • 時代小説巧者つながりで柴錬も読む.眠狂四郎シリーズの中では巻が進んだ方なので,やはり自己模倣の弊を免れていないのだが,それでも素晴しく上手い.

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著者プロフィール

1917年-1978年.岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951年、『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、剣豪小説の一大ブームを起こす。1969年に『三国志英雄ここにあり』で第4回吉川英治文学賞を受賞主な作品に『赤い影法師』『御家人斬九郎』『剣は知っていた』『決闘者 宮本武蔵』『チャンスは三度ある』など多数。

「2022年 『第8監房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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