運命峠 前編 (新潮文庫 し 5-18)

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  • Amazon.co.jp ・本 (585ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101150185

感想・レビュー・書評

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  • 人の運命の繋がりは本当に不思議なものだな、と思います。
    全ての人がどこかで繋がっていく展開は目が離せません。

  • 家康の六男・松平忠輝の双子の弟・秋月六郎太が主人公。彼の凄まじいまでの迫力のある必殺剣が迫る。そして儚いまでに悲しい千早との愛。心にあたたかいものを持っており、どんな人でも会えば必ず引き付けられる魅力を持った兵法者・六郎太の感動の名作。

  • 紅はこべでラブロマンススイッチが入ってしまったので、この本を。
    柴田錬三郎というと眠狂四郎シリーズが有名ですが、この話も田村某氏主演でドラマ化されました。検索したら松平某のDVDが引っかかってきてギョエー!って。冗談じゃないぜまったく…。私推薦は絶対に田村氏で。
    そんな話はともかく、著者が柴田錬三郎ってことで、時代物でござんす。思うに柴田氏はものすごーくロマンチストなんじゃないだろうか。狂四郎のマドンナ美保代も堪える女でしたけど、この運命峠の二人も運命に揉まれながらただひたすら堪える。待つ。
    チャンバラ物だと思えないほどロマンチックな恋愛ストーリーなんだなこれが。
    胸キュンのラブロマンスの逸品です。

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著者プロフィール

1917年-1978年.岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951年、『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、剣豪小説の一大ブームを起こす。1969年に『三国志英雄ここにあり』で第4回吉川英治文学賞を受賞主な作品に『赤い影法師』『御家人斬九郎』『剣は知っていた』『決闘者 宮本武蔵』『チャンスは三度ある』など多数。

「2022年 『第8監房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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