眠狂四郎無情控 (新潮文庫)

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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (641ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101150239

感想・レビュー・書評

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  • 今は禁じ手かなと描写が多いですな、時代を感じさせる作品です。
    ストーリーは史実をベースに思い切った空想で、想像ですがいわゆる「講談」の筋に連なるヒーローものなんでしょう。その意味でこういった系譜が今、残っているのかは?であり、その意味では残念です。こういう娯楽に徹する作品とかキャラクター(そしてそれを演じるスター)が小説も含めて少なくなっているような気がします。
    ところで本作から話は逸れますが、眠狂四郎は確か田村正和の代表作の一つで、柴錬も認めていたとような話を聞いたことがありますが、今一つピンと来ないような気もしなくはなく。

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著者プロフィール

1917年-1978年.岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951年、『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、剣豪小説の一大ブームを起こす。1969年に『三国志英雄ここにあり』で第4回吉川英治文学賞を受賞主な作品に『赤い影法師』『御家人斬九郎』『剣は知っていた』『決闘者 宮本武蔵』『チャンスは三度ある』など多数。

「2022年 『第8監房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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