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- 本 ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101150468
感想・レビュー・書評
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初期から晩年までの、想念に憑りつかれて壮絶に生きた人を描いた短編集。刀鍛冶や武芸の名人、或いは一つのことに憑りつかれた奇人の一生など、憑りつかれたその原因は何だったのか、という点に着目していて興味深い。人が何かに憑りつかれる、或いは魅せられてしまうきっかけが、実はささいなことであり、それで人生をある意味棒に振ってしまう不条理のようなものを感じさせる、柴錬ならでは展開であるといえる。
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