眠狂四郎虚無日誌 (上) (新潮文庫 (し-5-51))

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  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101150512

感想・レビュー・書評

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  • 風邪をひいて熱があるにもかかわらず、ふと手にして読みはじめたら、面白くて止められなかった。市川雷蔵主演の映画も大好き。主人公の眠狂四郎は、バテレンの外国人がお父さんという設定。理屈では説明できない魅力がある。

  • 「虚無日誌」というタイトルがどことなく脱力の長編.長編にふさわしく舞台設定は広大,場面転換も巧み,アクション,ミステリー要素も過不足無く盛り込んで柴錬の巧さが堪能出来るが,眠 狂四郎自身の存在感はやや薄く,一種の狂言回しのような役割を演じていて,感動と云う面ではやや物足りないか.

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著者プロフィール

1917年-1978年.岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951年、『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、剣豪小説の一大ブームを起こす。1969年に『三国志英雄ここにあり』で第4回吉川英治文学賞を受賞主な作品に『赤い影法師』『御家人斬九郎』『剣は知っていた』『決闘者 宮本武蔵』『チャンスは三度ある』など多数。

「2022年 『第8監房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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