風神の門 下 (新潮文庫 し-9-35 新潮文庫)

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  • 新潮社 (1987年12月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784101152356

みんなの感想まとめ

歴史の中で繰り広げられる忍者たちの冒険を描いたこの作品は、特に真田十勇士の中でも人気の高いキャラクターたちが活躍する姿を通じて、戦国時代の緊迫感と人間ドラマを感じさせます。主人公の才蔵や佐助をはじめと...

感想・レビュー・書評

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  • いやーホントに面白かった。司馬遼太郎さんの名著を読むたびに感動する。忍者ものが好きな私には、特にこの作品は刺さった。
    ざっくり本音で分けると
    【好き】才蔵(主人公)、佐助、後藤又兵衛、真田幸村
    【嫌い】大野治長、秀頼、淀、淀のヘタレ側近供
    言われてみればそうなんだけど、最後にしっくりきた才蔵の言葉がある。
    「徳川が勝ち、豊臣が滅びるのも天命であろう。腐れきった豊臣家が、もし戦いに勝って天下の主となれば、どのように愚かしい政道が行われぬともかぎらぬ。亡びるものは、亡ぶべくしてほろびる。」
    腑に落ちた。

  • 真田十勇士のうち、講談や映画で最も人気を博した猿飛佐助と霧隠才蔵・・・甲賀忍者・佐助は集団組織に仕える者、伊賀忍者・才蔵はいかなる組織にも属せず、孤独の業師として悲哀の世界に生きる者、この両者の前に立ちふさがる豊臣vs.徳川の決戦の行方・・・「この城はおちる。おちるべくして大坂城はおちる。能なき者が、能ある者に亡ぼされるのは、自然の理じゃ...腐れ切った豊臣家が、もし戦いに勝って天下の主となれば、どのように愚かしい政道が行われぬとも限らぬ。亡びる者は、亡ぶべくして亡びる。そのことが分かっただけでも、存分に面白かった」と言い残し、美女に惚れられ大坂を去る才蔵、家康の本陣・茶臼山に向かう佐助・・・圧巻の大時代劇小説 !

  • 冒険活劇又は歴史ファンタジー楽しく読ませてもらった、著者の初期の作品ということも興味を持った、そこし間をおいて「梟の城」読んでみようと思う。

  • 女とのやり取りが多い

  • 司馬遼

  • コイツら出てくりゃ面白いのよ

  • 伊賀霧隠才蔵
    甲賀猿飛佐助
    風磨獅子王院
    忍者強し
    真田幸村無念

  • 2025.10.08読了

  • 抜群におもしろかったです。伊賀忍者と甲賀忍者の対比を交えながら、徳川方の風魔獅子王院との決闘も魅力的に描写されています。紙面上で作中の登場人物が本当に動いてるかの如く、読者に相続させる筆致力が凄まじい。

    「わしは生涯、行く雲、流るる水を相手に生きてゆく」

    「従いはせぬ。霧隠才蔵は、あくまで天下一人の霧隠才蔵じゃ。たれの所有物でもない。(後略)」

                『風神の門(上)』より

  • 上と展開が似ていてマンネリした。

  • 忍の世界を淡々と描かれ
    こんな感じなのかなって
    漠然と捉えさせてもらった。

  • 面白い。
    モテ男才蔵、どうする笑

  • あり得ない忍術が描かれていても、司馬さんが書くとそんな術があるんだろうな…とリアルに信じてしまいそうになる。これってつまり伊賀の目眩しで、一番の術使いは才蔵でも佐助でもなく司馬さんだったというお話です。楽しくて上下巻、一気読みしました。

  • 読了後、情報量が多すぎて整理しきれないので思った事を箇条書きで。

    ・次々と繰り出す才蔵の忍術。自分の想像力では何がどうなっているのか想像できなかった。映像化したらどうなるんだろうか。今の技術で映像化してほしい。

    ・才蔵はどの女を選ぶのであろうかと思いながら読んだ。最後はそうなるかー、と納得。

    ・次々に才蔵の前に現れる敵が魅力的だ。宮本武蔵の登場が特にワクワクした。

    ・その強さゆえに生き方を自由に、誰にも変えられる事なく過ごす才蔵にら男なら憧れてしまう。

    ・才蔵の相棒として共に行動する佐助との関係性もいい。伊賀と甲賀の一番の忍者でありながら、同じ目的のために共闘し、実力を認め合っているからこその信頼関係と友情。

    ・才蔵は、自分の力だけでは無く仲間をとにかく信じている。孫八や佐助などへ全幅の信頼を置いてるところもまた強さである。

    ・旅の始まりの時はここまでスケールの大きな話になるとは思っていなかった。最後は東西の戦、日本の未来を決める大きな戦い。しかし才蔵は地位や名誉より、自分の決めた道を行く。その信念の強さは最初から最後まで変わらなかった。

    ・自分は歴史に疎いため、頭で想像できない事が沢山あった。実写ドラマも昔あったようなので観てみたい。
    また、こういった小説をほとんど読んだ事が無かった自分でも夢中になって読めた。この時代の史実を知っていれば100倍楽しめるのでは無いだろうか。
    歴史を学ぼうという気持ちも起きた。
    読んでいる最中はこの作品の解説などはネットで読まないようにしていたが、改めて解説や史実を学んだ上で読み直したいと思った。

  • 霧隠才蔵のモテることモテること。
    忍者の技の披露と艶ツヤに一気に読み進められました。

  • 豊臣の滅びに向かう戦の中を「個」として、(斜めに)駆け抜けていった才蔵。

    真田幸村や後藤又兵衛や宮本武蔵等とのやりとりも楽しい。

  • 才蔵の伊達男っぷりが小気味よく♪
    伊賀者と甲賀者の違いとかが興味深かったです。
    風魔との闘いや数々の美女との駆け引き(?)はワクワクドキドキvv
    さりげなく描かれる真田幸村の智将っぷりも素敵です。
    もう少し真田の最期まで描いてほしかったです…!
    ラストは〈え!?そう終わる!?!?〉っていうあっけなさで、なんかいっぱい喰わされた感じ。。

  • おもしろかったです!!忍者モノo(`▽′o)
    霧隠才蔵とか猿飛佐助とかをちゃんと読んだのは実は初めてです。
    才蔵の伊達男っぷりが小気味よく♪
    伊賀者と甲賀者の違いとかが興味深かったです。
    風魔との闘いや数々の美女との駆け引き(?)はワクワクドキドキvv
    さりげなく描かれる真田幸村の智将っぷりも素敵です。
    もう少し真田の最期まで描いてほしかったです…!
    ラストは〈え!?そう終わる!?!?〉っていうあっけなさで、なんかいっぱい喰わされた感じ。。

  • ある意味司馬遼の出発点なのかもしれない、この作品は。
    連載モノのようだけれども、次第にその独自性が濃厚に発揮されつつある感じ。
    歴史小説の王道への決別とも作家の決意とも思え、重要な作品なのかもしれんですな、本作は。

  • 読み終わったのが(多分)2016年の初め。その後、大河ドラマ「真田丸」を見ながら、このレビューを書いている。ドラマとこの小説、真田幸村、後藤又兵衛、猿飛佐助、みんな描かれ方が全然違って面白い。幸村と又兵衛は老練なカリスマだったのに、ドラマでは純粋だったりやんちゃだったり。佐助なんて甲賀忍者だったはずが、真田家の信州以来の家臣だったりして。大野治長は似たような感じかな。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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