司馬遼太郎が考えたこと 7 エッセイ1973.2~1974.9 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2005年5月28日発売)
3.52
  • (3)
  • (9)
  • (17)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 97
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784101152493

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 司馬さんの「小説」にかかわることではなく
    司馬さんの個人的な「ちょっとしたこと」が
    とても興味深く、面白い。

  • 1973年2月~1974年9月の間のエッセーです。
    後半は、竜馬がゆくとの関係でしょうか、土佐に関するものが多かったです。
    司馬さんが好きな東北のお話し、「安藤昌益雑感」のなかで、日本人にはめずらしい「思想的存在」という概念が面白かったです。
    最後にアメリカ文学者、亀井俊介氏の「司馬遼太郎の美学」という欄で、司馬作品の最初から坂の上の雲までの作品の分析が、司馬作品の深淵にせまる参考になりました。

  • 17/11/20読了

  • みっきぃS
    1973年2月から1974年9月に、新聞、雑誌、週刊誌、単行本などに執筆された文章を集めたもの。大半は既読。今回興味深く読んだのは、『豊後の尼御前』と『服従について』。

  • 「若い訪問客」と「漢字と孔子」が面白かった。

  • 09.2.28

  • 脳が洗われる。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

司馬遼太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×