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- Amazon.co.jp ・本 (610ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101154114
感想・レビュー・書評
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『住友銀行秘史』で言及されていた三越事件について読んでみたくなり、事件を実際に取材、記事にして告発した記者の筆になる「小説」を読んでみた。
昨今、経営ガバナンス、ガバナンスとうるさく言われていて、正直やり過ぎではないかという印象を受けていたのだが、過去にこういう事件があったのが背景にあるわけね…。こういう企業の私物化や不正経理は資本主義社会が経済成長していく上では避けて通れない成長痛のようなものだとは思うが、暴力団を使った脅しや、女絡みのドロドロなど、あまりに酷い。
『住友銀行秘史』と比べると、ぐいぐい読ませる格段の面白さがあり、やっぱり小説仕立ての方が読みやすいよな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビジネス界の権力闘争というのもまたすさまじいねえ。まるで極道の切った張っただ。
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