- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101154275
感想・レビュー・書評
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素晴らしいエンターテイメントです
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母は強し。
生きるために誰か(男)を愛する。
波子さんをちょっと理解できないところもあったけど、歳とれば分かるようになるかなぁ?
国民は戦争の被害者だと思っていたけど、愛国心という言葉に惑わされた国民も加害者だと気づかされてちょっとショックだった。
他のなかにし礼の作品に興味が湧きました。 -
(上)に引き続き読んでみた。
おじいちゃんにこの本の話をしたところ、今まで知らなかった事実が判明。
戦争の時におじいちゃんも満州に兵隊として行っていたそうな。し、知らなかった・・・
050706 -
上巻に引き続き、がーっと読んでしまいました。
戦争のお話なんですが、主人公波子のたくましいことたくましいこと。
そして、人間達のおろかなこと。窮地に立たされるとは、こういうことなのか・・・と思いました。
個人的には、恋愛体質の私には、波子の活力や原動力には、なんだか見て見ぬふりはできませんでした。
女は強いです。そして、私も何が何でも生き抜いてみせます。
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人間が生きるためには、支えというものが必要、作者の母親の壮絶な生き方が描かれている。
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これに似た感じを、タイトルは失念したが、五木寛之氏の小説に見たことがある。日露戦争で捕虜になったロシア人男性と恋に落ちた女性の生き様を描いた作品だ。
共通しているのは、他の男にも愛され、しっかりとその存在を認められ、時代に流されているようで、しなやかに折れずに芯を持っている女性、というところだろうか。好感も反感も織り交ぜて、そういう女性こそが、本当に強い女性として生き抜いていくのだろう。 -
映画「ラストエンペラー」を観てからですが、満州国の話をよく読みます。
月並みなんだけど、あらためて「戦争を繰り返してはいけない」と思いました。