- Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101154602
作品紹介・あらすじ
いよいよ諸葛亮と司馬懿、二人の天才による対決が始まった。勇将・姜維を得るも、趙雲や関羽の遺児らを亡くし、期待されていた馬謖は街亭で痛恨の敗北を喫するなど、蜀漢は人材不足に悩んでいた。だが諸葛亮は、三年の内政で国を建て直し、孫神算鬼謀の限りを尽くして、秋風の五丈原における最期の決戦に挑む――。宿命と永訣の最終巻。
三国志(十) 五丈原の巻 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評
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秋風五丈原。孔明の時も終わり、ついに終幕です。歴史ものなのでしょうがないですが、やはり寂しさを感じます。孔明死後も三国志の物語は続きますが、本作ではそこは流しています。ただ、やはり孔明没後は寂寥の思いが募るので、小説としてはここで終了するのも一つだなあと改めて思います。
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孔明は優秀な人だったが、やはり一人では力不足だった。四人の義兄弟が揃い、優秀な将が集ってこその蜀だったんだなぁ。
なんだかんだで、半年以上かけて読了。
三国志を読んで中国を見る目が変わった気がする。 -
これだけの長編を読み終えると、感慨深いものがある。主要な人物は鬼籍に入り、残った者たちが先達たちが残したものを守ろうとして行く姿。
それでも歴史は歩みを止めないし、どんな国でも滅ぶべき時は滅ぶ。
何かに似ていると思いながら読んでいたが、平家物語に似ているのかも知れない。 -
ついに吉川英治版三国志を読了。
八門遁甲の深謀を駆使する諸葛孔明もついに死を迎え、そこでこの大河小説は終結しますが、諸雄が活躍していたのが孔明が登場してからは彼を中心に描かれるようになってしまうのが、画竜点睛を欠いて残念です。 -
諸葛孔明と司馬仲達の争い。ついに蜀は魏を抜けず、孔明は病没。なお死後の蜀を憂え、細かく指示するところが凄まじい。10巻読み終え満腹感がある。2015.3.15
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長かった
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2014/9/9
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孔明かっこ良過ぎる。歴史特に戦争の歴史は「もし」の繰り返しで結果が変わっていただろう事の連続。でも決してやり直しがきかないのがこの世である。ああ無情。
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国滅びるは内より。
諸葛亮孔明は戦いに常に勝てる才能はあったが、ついに司馬懿仲達は生き延びた。
天命だった。人事ではどうにもならないということもあるということ。 -
孔明の死で完結。ここで終了なのは作者の思い入れが強いらしいですね。気持ちはわかります。この後、蜀が滅び、魏が滅び、呉が滅び、三国はどれも残りませんでした。寂しい結果です。。。
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