宮本武蔵(一) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 255
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101154619

作品紹介・あらすじ

屍ひしめく関ケ原で命からがら落ち延びた武蔵と又八。お甲・朱実母娘の世話になり一年後、武蔵はひとり故郷に戻るが、その身を追われ…。憎しみに任せ、次から次へと敵を打ち殺す野獣武蔵に対峙する、沢庵。殺めるためではなく護るための剣とは?一介の武弁が二天一流の開祖宮本武蔵に至るまで志を磨く道、ここに始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 宮本武蔵というと巌流島くらいしか知らないので、どんな人物だったのかと。
    一巻から夢中になった。雲水はふざけた坊主と思いきや、なかなかの人物ですな。そのままお通とできちゃえばいいのに。臨済宗の坊主はそうもいかないか。
    又八は今後どうなるんだろうか。

  • 武蔵は、最初っから人生を達観した剣士だと思っていた。
    乱暴者だっとは、以外。

  • 色々苦労して、あそこまでになったんだね、という話のはじまり。

  • あまりにも有名な小説なのに初めて読んだ。
    というより何回か読もうとしたのだけど、挫折。
    ところが今回はすいすい読める。
    原因の一つは時代劇が大嫌いなこと。日本史が嫌い、古文・漢文が嫌いと言う高校時代の延長で、あの古語調の文章が出てきたら脳がシャットダウン?してしまう。
    ところが葉室凛の小説で免疫ができたらしい。
    違和感がなくなってきた。浅薄な日本史の知識もWikiで補強しながら読めるし。
    そして何よりこの新版は文字が大きい!これは読みやすい。

    もちろん内容は望外に面白くて一気読みしてしまった。
    武蔵の生涯を描く小説であろうが、その求道的な姿勢をメインに据えながらも、人間臭さも存分に描かれているし、何より脇を固めるキャラが実に生き生きとあまりにも人間臭くリアルに描かれている。
    そしてそのキャラが時の流れとともに邂逅と別離を告げるさまが見事。これは全巻早く読みたい。

  • エンターテインメントとして、抜群におもしろい。高校生の頃、夢中になって三国志を読んだことを思い出した。
    物語の始まりは、「関ヶ原後」。戦いの時代は終わった。しかし、死は日常のすぐ側にある。そういう空気を濃厚に感じさせられる。冒頭に掲げられた旧序は昭和11年。日常の中に戦争があり、死との距離が近かった時代。だからこそ、武蔵や沢庵、あるいは又八。生命のやり取りをする人間たちにリアリティーがあるのだろう。

  • 安藤忠雄の本で、紹介されていたから読んでみた。読むのは結構大変だけど、全部読みたい。

  • 木に括られた武蔵に対する説教が素晴らしい。
    「村人から忌み嫌われるのは、じぶんの生き方が間違っているからである。死にたいというのは、命を雑に扱っているからである」
    素晴らしい泣

  • 資料ID:C0034398
    配架場所:本館2F文庫書架

  • 関ヶ原を落ち延びた武蔵と又八。沢庵和尚との出会い。二天一流の始祖、宮本武蔵の物語が始まる第一巻。

  • 大長編。島で決闘するだけの話ではない

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著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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