男振 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 309
感想 : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156033

感想・レビュー・書評

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  • 初池波。オススメ頂いた作品。源太郎の波乱万丈な人生は父・源右衛門、原田小平太、棟梁・伊助…等、然るべきときに然るべき人に出会った、良き人生であったように思う。何とも言えぬ読後感。また池波作品を読みたいと所望する。星四つ。

  • 池波正太郎の作品の中でもベストの1つ。
    人生の逆境を受け入れ、巡りあった人達に支えられ、成長し、人として伸びていく。何回読んでも泣いてします。
    「男振り」の言葉がラストに解る。爽快なストーリーです☺️

  • お家騒動ものだけど爽やかに一気読みできる。

  • コンプレックスを言い訳にしないこと、身体を張って生きることの格好良さを教えてくれる本。

    もっとも、それができる人は往々にしてこの本のように人には恵まれているんだけどね。

  • 「男にとって、女との出会いほど大きな影響をもたらすものはない。男は女によって、どうにでも変わる生きものである。それだけに女は素晴らしく、また恐ろしい」

    若くして頭髪が抜け落ちる奇病を主君の嗣子(跡継ぎ)に、侮蔑された主人公の源太郎は、乱暴を働き監禁されるが、別人の名を名のり生きることが許される。

    そのような容貌の源太郎を、普通の人として見てくれる「お順」という女性と出会い、市井の人として生きる道を拓いていく。しかし、実は主君の血筋をひいていたことから、お家騒動にまきこまれていく。この主人公の爽やかな生涯を描く物語。

  • 先日、池波正太郎の「男振」(新潮文庫)を一晩で一気に読み上げました。
    時代小説はどうも言う方、まずはこれを読んでみて下さい。
    そのかわり昨夜は本を読みすぎて眠たい眠たいとこぼざれてもわたしのせいではありません。
    池波正太郎に文句言ってください(⌒-⌒;)
    読み始めて途中でストップする勇気のある方、
    あなたは強靭な意志の持ち主でございます(o^。^o)
    ぜひとも翌日が休みという晩にお読み下さい。
    さらによければ「剣客商売」もおすすめします!!!

  • 1987年 読了

  • 昔の日本人の心意気・矜持が爽やかに描かれていますね。
    ラストシーンは池波正太郎ならではの滋味あふれる、じつに良いものでした。

  • 池波正太郎作品を初めて読みました。
    男の生きざまに感動します。

  • 読み終わて、不思議なくらいに清々しい。
    堀源太郎。十七歳の時、アタマは、はげていた。
    なぜ、その病気にかかったのか、理由もわからぬ。
    治療する術もなく、周りの嘲笑に耐えていた。
    殿様の千代之助に、そのことを嘲笑されて、猛然と千代之助に、
    襲いかかり、ボカボカと殴る。
    そのことで、ロウに閉じ込められるが、・・・
    どういうわけか。老中の計らいで、名前を変えることで、
    命が助けられる。
    そして、新潟の郷里に戻るが、解消された婚約者が会いたいというので、
    会いにいくが、またそこで、ひと騒動を起こす。
    今回は決定的で、それでも・・・
    源太郎には、いわくがあったのだ。

    それにしても、源太郎の行動は、なんとも、
    潔いのだろう。いい作品ですね。

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著者プロフィール

池波正太郎

大正十二年(一九二三)東京・浅草生まれ。小学校卒業後、株式仲買店に奉公し、昭和十九年、応召により横須賀海兵団に入隊する。戦後、下谷の保健所に勤務するかたわら劇作に励み、二十一年「雪晴れ」で読売新聞社の演劇文化賞に入選。二十四年、長谷川伸の門下に入り、新国劇のために数多くの脚本を発表する一方、時代小説を執筆し、三十五年「錯乱」で直木賞を受賞。その後、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」のシリーズを生み出し、五十二年に吉川英治文学賞、六十三年に菊池寛賞を受賞する。映画や音楽、食に関するエッセイも多数。平成二年(一九九〇)五月死去。

「2020年 『青春忘れもの 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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