闇の狩人(上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.62
  • (9)
  • (17)
  • (25)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 225
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156071

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 盗賊と記憶喪失の殺し屋と香具師とかの話。
    裏世界の話なのに爽やか。

    「元長」って、剣客商売に出てくるアレ…でしょうね、たぶん。

  • 盗賊の小頭.雲津の弥平次と記憶喪失の若い浪人.谷川弥太郎との出会いから、再会まで。下巻はどうなるのか、早く読みたい!

  • 記憶を失くし自身が何者かもわからぬ青年を助けた主人公、盗賊の弥平次の物語。かつての盗賊の一団や香具師の一団が隠れ家を変えたり尾行を重ねたりしながら一触即発の気配がスリリング。2020.11.21

  • L 闇の狩人上

    すでに下地はあるので盗賊用語もばっちり。読む前に鬼平あたりで予習しておこう!的な。
    お頭と子分の関係などスンナリ読めます。
    上巻はすべてが途中なのでさっさと読み飛ばしたくなってしまう。弥平次と弥太郎。名前似すぎで何度も読み返したりしてしまう。

  • 池波先生、自分の中で第2弾。雲霧が面白かったので盗賊ものを選んでみた。仕掛人も登場する豪華キャストのようだ。2015/8読了。

  • CSの時代劇専門チャンネルで
    オリジナル長編作品としてやってたのを
    昨年観て
    こいつぁーおもしれぇ!!!と。
    いうことで
    原作も読んでみようかな、と思い
    手にした闇の狩人。
    ありがたいことに
    全然原作レイプじゃなかった!
    流石です、時代劇専門チャンネル!
    あなた最高!と伝えたい。
    最近のやつにしてはレア。

    で、話的には記憶喪失な侍から話が始まる。
    盗賊と仕掛け人との間に挟まるような
    ドラマは鬼平外伝というタイトルだけども
    まぁ正解!という感じ。
    人間の業とか欲とか
    でも優しさとか情とか
    全部交差していく感じ。
    お天道様に背を向けるような
    それぞれの生活してる人が中心なのだけれども
    だからこそ面白いというか。

    そんな感じ。

  • 弥平次の人柄がすっかり好きになってしまった。

  • 「闇は知っている」に続く江戸の暗黒街を舞台にした長編。
    記憶を失った若い浪人のその後の生活、数奇な運命をとおして仕掛人として江戸の町で暗躍する姿が・・・。
    下巻への関心が高まる。

  • 下巻が気になりません。
    長過ぎですか。

  • 登場人物が多く、混乱する。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池波正太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×