散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156101

感想・レビュー・書評

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  • 時代を感じる食エッセイ。
    なにか食べたくなります。
    読むときは、お酒とおいしいおつまみが欲しいです。

  • 2008年06月03日 22:02

    今まで読んできた食をテーマにしたエッセイの中で、唯一苦手です。

    一話目から若干いやな感じはしてた。
    三話目ぐらいで判明。懐古主義もいいとこ。

    ・昔はよかった
    ・貧しくても、客にも店にも心があった
    ・心があったからおいしかった
    ・店主のこだわりがあった
    ・今は(頑固店主とは別の意味で)客に対して偉そうな店が増えた。食わせてやってると思ってる
    ・・などなど


    うん、わかったよ!!
    昔は心があってよかったね!
    でもおいしかったのは心のおかげじゃなくて、君が貧乏で飢えてたからだと思うよ!
    食べ物屋だけじゃなくて、読者に対して「読ませてやってる」って思ってる作家もいるよね!誰とは言わないけど!

    って感じで本棚の奥に行きました。

  • 初めて読んだ池波作品はこの本だった。当時の彼氏に会いに、一人で京都に向かう新幹線の中で読もうと思って、父の書棚から適当に借りた気がする。
    その時はまだ父と池波さんに手紙のやり取りがあったのは知らなかった。

    20代になってばかりの私にはなかなか行けないようなお店ばかりで、でも描写がとてもおいしそうで、大人って羨ましいなぁと思った。
    最近読んでいないけれど、自分も大人になった今なら、すでに足を運んだお店もあるかしら。

  • この店で出す酒の肴、鮨のありように、私は、その〔こころづかい〕を感ずる。ではその〔こころづかい〕の実態が、どのようなものかということを文字にしてあらわしてしまっては、かえって味気ないことになるだろう。

    行って、食べて、勘定をはらってみれば、だれの目にも舌にも、たちどころにわかることだ。

    美食家である池波正太郎、この人は、具体的な”味”について、ほとんど言及しない。それなのに読むと不思議と涎が口を満たしていく。まるで、素晴らしいにおいのただようお店の奥まで案内をして、「さぁ、味わうのはお前さん自身なんだから。」と言わんばかりだ。

  • 20170731読了
    1981年発行。名前は存じ上げているがその作品には詳しくない。食べることが大好きな作家さんで、その作品中に出てくる食事場面の描写にもファンがいるほどだという程度の認識。●東京を中心に気に入りの店を綴るエッセイ。名古屋、大阪、横浜、京都、近江、信州、フランス。30年以上経ってなお続いている店もある。巻頭には料理のカラー写真。途中にも店の外観を写したモノクロ写真を収録。

  • 私にとっては十分に飯テロ本です(何

  • 読み終わってから、かなり昔に書かれたということを知り驚いた。
    未だに営業してる店も多く、
    行こうと思ったら行けるお店が存続してるのがすごい!

  • いろいろ調べ物をしていて、この本が出てきて…読みました。

  • 寝る前に一章ずつ読む。
    必ずよだれが出てしまい、出かけたくなる。
    一食一食、楽しんで食べようという前向きな気持ちになれる。
    こんなに楽しんで食事を出来るのは羨ましい限り。

  • 猫町古書店に出してしまったのですが、『鬼平犯科帳』などのヒット作を出した筆者の食べあるき日記。
    神田や銀座などの、老舗での食事やその店構えなど描写がたまらなくよいですが(そばや、鰻!)、戦争前の下町の描写も、印象に残ったところです。当時も同じように楽しく食べ、暮らしていた。そして、戦争に向かう時代に、その日々の暮らしが少しずつ、確実に失われていくことの恐ろしさも感じました。

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