あほうがらす (新潮文庫)

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著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (1985年3月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156255

あほうがらす (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • BSジャパンで見た「狐と馬」が面白かったので、読んでみた。
    どの短編も趣があって面白い。

  • 『池波正太郎時代劇 光と影』
    BSジャパン/毎月第1、2火曜放送
    2017年10月3日から

  • 「武士の名誉を生きるためには、いつどこでも死を迎えることになるかも知れぬという覚悟を日々新たにすると同時に、生きて迎える一日一日を充実せしめたい、妻を愛し、家を愛する心を日々新たにしようという又右衛門の生き方なのであった」。

    死が身近なこの時代は、こうした考えで生きていたのだろうが、東日本大震災や熊本地震など、実は身近な死を忘れている我々も、いつ愛する人を亡くしても、また自分が死を迎えても、後悔がないよう一日一日を充実させる姿勢が学ばれる。

    江戸時代初期の武士・剣客であり、日本三大仇討ちの一つの「鍵屋の辻の決闘」で知られる荒木又右衛門の物語など、11編が収められている。

  • ざっと目次を見て「男色武士道」くらいがそれっぽいのかな、と思って読み出したが割と衆道がメインでした。
    それ以外にも滑稽ものなどもあり、緩急ついた収録で読みやすかったです。

  • 人間の不思議さを描いた11編の短編をちりばめた一冊。なかでも私は忠臣蔵の悲劇の主人公浅野内匠頭の二面性を描いた「火消しの殿」が面白い。

  •  うまいな。本当にうまいな。

  • どの短編も、心にじんわりとしみる。一人ひとりの人物に血が通っているのが感じられる。淡々とした文章なのに、ドラマティックだ。読み終えた後、すがすがしい心もちになった。

  • いつどこで、死を迎えることになるかも知れぬという覚悟を日々新たにすると同時に、生きて迎える一日一日を充実せしめたい、妻を愛し、家を愛する心をも日々新たにしようという又右衛門の生きかたなのであった。

  • 時代物の短編集。

    忠臣蔵も「鳥居強右衛門」も「荒木又右衛門」も、
    元ネタにいまいち詳しくないのですが、

    立場やら体裁やらに雁字搦めにされてるように見えるけども、
    そこに誇りをもつ武士として生きて死ぬ、
    っていう姿は、何でこんな格好良く思えるのでしょうね。

    現代に生きる自分は、立場とか身分とかによって、
    ほとんど制限されないで生きていける分、

    命をかけるほどの信念なんて持てる気がしないし、
    別に持たなくても生活できるのが、
    何だか物足りない気がしてしまうのは、
    ただのないものねだりだとはわかっています。
    でも、憧れずにはいられない。

    どれもそれぞれおもしろかったけども、
    個人的に、「荒木又右衛門」「男色武士道」のラストには、
    静かに泣きたくなりましたよ

  • 赤穂浪士など、実際の歴史に関係する話があるのですが、そういった歴史上の出来事をもっと知っていれば…(有名な歴史上の出来事もあまりよく知らないので…)
    でもそれぞれ短いお話の短編集なので、ひとつひとつ面白く読めました。
    短編のひとつに『男色武士道』という直なタイトルの話もあるのですが、戦国から江戸では男色・色子など少なくないようでそういった話も他短編でも多く書かれていました。
    男同士の言葉を交わさずとも通じ合える感が、なんだか素敵で羨ましい!!…ような気がするっ。

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